やっぱり闇だなーという初回の読みは的中。
Wikipediaにも同じ情報あるけどね。この画像が詳しい。
ビッグモーターの大株主、グル疑惑に揺れる損保ジャパンが2位株主だと判明する
— ゆな先生 (@JapanTank) 2023年7月24日
(6.8%所有) pic.twitter.com/qPYDIe34Tu
信頼できるソース
— ゆな先生 (@JapanTank) 2023年7月24日
ビッグモーターが2015年に買収した上場企業「ハナテン」の公開資料https://t.co/ymtkn5jCTA
とはいえ、ほとんど代表取締役の持ち株比率77.68%なので2位以下に大きな意味はない。株主総会やっても他の株主には何もできない。2015年なので8年前か。非上場企業だし、大きく変わってないよね。
<追記>
現在は資産管理会社 株式会社ビッグアセットが100%保有、ビッグアセットはビッグモーター元社長 兼重宏行氏、現社長和泉伸二氏 (兼重宏行氏の息子)が100%保有とのこと。
</追記>
ついに損保ジャパンが記者会見。
一方、出向者そんなに大人数か。
不正行為を見抜けなかった責任を問う声があり、金融庁は保険業法に基づく報告徴求命令を損保ジャパンに出すことも視野に、運営実態を調べる。
ということは、 少し動きがあったビッグモーターの件(まだ逃げ切れると思ってる) - いろいろやってみるにっき に書いたアジャスターの件、損保ジャパン絡みの可能性もあるか。
車検・整備など事故じゃない入庫の場合はアジャスターは関係ないけど、自損事故でも保険事故ならアジャスターが査定するという認識だったのだが、違うんだろうか。それともアジャスターもビッグモーター側の人間で好き勝手に保険金の額を設定できる(設定しても保険会社に分からない)ような仕組みだったのか。損保会社の損調(損害調査部門)は何やってた?しかも各社。
まあ内実は分からないので何一つ断定できないけど、これは怪しい。保険業法違反に損保ジャパンが問われるようだとそっちはそっちで大変そう。責められるのは損保ジャパンだけど。
報道量はCM無くなって加速してきたけど、あとの騒ぎになってる他の件のほとんどはすでに出ている情報である。1000人減ったとか車検でも不正がとか。騒ぎになる前から出ている。新しい話はビッグモーター前の街路樹が高確率で枯れている話くらいか。
剪定必要なのは、あまり生い茂ると信号機見えなくなるからだよ(交通安全的視点)。
なんかワイドショーなんかの扱いも増えたみたいだけど、ビッグモーターにダメ押しする何かは無いっぽい。基本的に今まで出てきた話の後追い。補償すれば済む話なら資金力ありそうなビッグモーターにとっては最も大きいダメージでも「致命傷で済んだ」である。補償済ませたあと死んだふりしていれば非上場企業なのでいつかは忘れられる。
企業爆破で経営者中核のみ逃亡を図るか、企業体は維持したまま逃げ切りを図るかは読めないけど、株主構成を見ると前者の可能性も結構高いなというくらい。後者を選ぶなら、ある程度行政罰・行政指導や刑事で責められる部分に対応して、そのあとはしばらく目立たないようにしていればいい。
今回の比較対象として姉歯・ヒューザー耐震強度偽装事件。Wikipediaを見るとこうなっている。
偽装物件の確認検査において落ち度は無かったかなどを民間確認検査機関イーホームズと書面による係争が行われていたが、1月30日、18自治体に構造計算書の偽装を見逃したとして計約139億円の損害賠償を求める訴訟を、1月31日にはイーホームズと藤田東吾社長に名誉毀損で計5億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こす。
2006年2月16日に東京地裁(西謙二裁判長)は債務超過ではないというヒューザー側の主張を退け、マンション住民の申し立てを容れ、破産手続き開始を決定[1]。2月23日に東京都は宅地建物取引業免許を取り消した。
ビッグモーターと比べると元々の資金力に対して賠償額が大き過ぎる。どう考えても払えない。
一方のビッグモーター前回も紹介したけど、単月44億円から単月7億円に下がったという記事。今回色々明らかになったことでさらに収益力は落ちただろう。
でも元々の収益の大きさからすると、内部の資金がカツカツとは考えにくい。しかも補償額・賠償額はヒューザー越えは無いだろう。今出ている賠償額で50億円。適当に倍に積みあがると仮定しても払えそう。
仮に現預金が足りないとしても、店頭在庫車を業者間オークションで処分する、社長の豪邸を処分するとか色々手がある。社長の豪邸はデカ過ぎて処分しにくいけど。
ということで、今回株主構成を見ての感想は企業爆破は十分あるなというくらいで、判断はキープである。逃げ切る気なら逃げ切れる。どっちを選ぶかは代表取締役次第。
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