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そういう運営なのか自賠責保険

この記事はお勧めである。オレはこんなに自動車賠償責任保険、通称自賠責保険について知らんかった。まあお勧めされても自賠責保険に興味ある人はそんなにいないと思うけど。

 

president.jp

 

ビッグモーターと損保ジャパンの件で言えば、このような記述がある。

制度上「利益」はない。しかし、保険会社には、自賠責保険の契約を1件引き受けるごとに、「社費」という名の手数料が入る仕組みになっている。損害保険料率算出機構に確認したところ、2023年4月1日以降の社費は、契約1件あたり5056円。この数字は、自賠責審議会の報告書の中にも明記されている。

業界全体で見ると、この「社費」だけで年間2000億円を超えており、大変大きな額であることがわかる。ちなみに、われわれ自動車ユーザーと対面して自賠責保険の契約を行う代理店の手数料は、1契約当たり1735円だ。損保会社が手にする社費の3分の1強に過ぎない。9月8日の会見では、この「社費」についても質問が行われ、損保ジャパン・経営企画部門担当の取締役常務執行役員・山本謙介氏は、自賠責保険料の一部が「社費」=「収入」として保険会社に入ってくることを認めたうえで、こう答えた。

 

(中略)

 

繰り返しになるが、自賠責保険は赤字も黒字も出さないことが前提の保険。「社費」は損保ジャパンだけでなく、全社一律、同じ金額なので、どこの保険会社も1契約あたり平均5056円の経費を受け取り、それを全て使いきっているということになる。

 

これは真剣に自賠責取りに行くわ。だって事故が起きても自前で保険金支払いするわけじゃなく「社費」として入ってくる金額のうち、何割かは実質的に利益だもの。実際に自賠責保険一件の事務処理に5056円掛かるとは思えないし。

 

過去エントリーで自賠責の話を書いてきたけど、この「社費」の額を知らなかったのでなんで損保ジャパンがそんなに真剣に自賠責を取りに行っているのか、いまいち感覚的に掴めなかった。この額なら当然である。

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いやあ勉強になるなあ。

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