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てきとーに生きている奴の日記

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米国の約6割が「EVに否定的」 という記事に反論する

もうこうなることはずーーーーと何度も書いてきた。でも記事の一部に反論する。

 

merkmal-biz.jp

市場の現状

新しもの好きで比較的富裕層の多い初期(アーリーアダプター)市場から、大衆(マジョリティー)市場への移行には「価値観の違い」という深い溝が横たわる、というキャズム理論(画像:スイングルート)

「新製品の量産化には価値観の違いという深い溝を超える必要がある」

というマーケット理論(キャズム理論)は有名だが、欧米中のEV市場はこの「キャズムの溝」に近づいているようだ。

 現在のEVは、新しもの好きで富裕層の多いアーリーアダプター(新製品の初期受容者)向けの高価なスポーツタイプ多目的車(SUV)やスポーツカーが中心だが、需要は満たされつつある。

 複数の車を所有する裕福なアーリーアダプターとは異なり、経済的に余裕がなく、自宅に充電器もない大衆消費者は「全ての要求を満たす1台」を求めている。

 米自動車業界調査会社エドモンズは、

「EVへの乗り換えが急増する一方で『まだ完全移行の準備ができていない、徐々に切り替えたい』人もいる」

と分析する。

 ロイターは、大衆消費者がEVを敬遠する理由として、

「購入コストが高く、航続距離が限られ、充電時間が長く、充電ネットワークが少ない」

ことを挙げている。

キャズムはこちらの書籍で有名になった概念である。Ver.2になったのか。

こっちはもってるけどVer.2買おうかな。

 

上記引用部分に反論したい。えーっとですね、「これからはBEVだ」って騒いでいる奴ら、イノベーターでもアーリーアダプターでもないです。だって奴らのほとんどは買ってないもん。

 

ネットでの書き込み見て実際にBEVを買っている人は、いい点悪い点をレビューするのでわかる。しかもそういう人たちは「これからはBEVだ」なんて主張はほぼしていない。たまにいるけどな、「テスラ最高まだテスラ以外に乗って給油とかしてるの?」みたいなの。自分の選択が間違っていなかったことを、外部に自己の行動内容を喧伝することで自己確認自己催眠するタイプは車の話題に限らず存在するので、「ああ、自己催眠必要なのね」で終わる。確証バイアスってやつである。

 

実際のユーザの多くは「自分の利用パターンに合っている」「長距離とかは別に持っている車両を使うから問題無い」みたいな感じで是々非々である。だから現状での欠点もきちんと言ってくれる。まさにこういう人達がキャズムを越えるため必要なアーリーアダプターであって上記の自己催眠タイプは有害である。

 

そして実際に「これからはBEVだ」って騒いでいる奴らの多くは、聞いてみるとまだ買ってない。「もっと安くなったら」「もっと航続距離が伸びたら」とか言い訳が出てくる。でも「これからはBEVだ」らしい。おまえらが買わないからキャズム越えないんだよw買って人柱になれよ。買う奴が少ないから量産効果が出ないんだよ、リチウムイオン電池の材料不足だから量産効果出るかどうか知らんけど。

 

記事の他の部分は反論無いです。関連記事はこちら。

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