こんなツイート見掛けた。
航続距離「300㎞」で長距離走行と言ってるEVテスラ信者の提灯記事。
— リッド(川嶋信慶)@工房ブレインズ代表 (@brains_rid) 2023年5月18日
往復だと150㎞。東京から熱海を往復して少し余裕が残る程度だろ。
記事内の検証は東京大阪間の片道のみ。繁忙期を無視した都合のいい計画と言い訳のオンパレードww
読者バカにしてんのかww
https://t.co/a8i0RQwyYA
読んでみた。記事は2022年9月。なんで今発掘されたんだろう。
確かに東京―大阪片道だし繁忙期じゃないし、これだもんな。
自宅での充電ができれば必ず満充電で家を出ることができ、目的地までの往復が航続距離である400~500km(片道200~250km)の範囲内であれば、充電時間がゼロになる。一方で往復が400~500kmを超える場合は、目的地での充電を併用することになる。もちろん全ての目的地に充電器が付いているとは限らないが、遠出するときはホテルなどの宿泊施設を使うことが一般的であり、充電器が付いている施設を選ぶことができる。筆者の経験上、有名な観光地や都市圏であれば、充電器が付いている施設が見つからない方が珍しい。
ところで片道400~500kmといえば東京から名古屋や大阪、金沢、新潟、仙台、山形など、多くの大都市までたどり着ける距離だ。次の章ではさらに長距離を走る場合の充電を解説するが、まずは
「片道400~500kmを超えるような遠出が年に何回あるのか」
を思い出してから読み進めてほしい。
急速充電の充電時間をゼロにするには、休憩時間だけで充電を完了する必要がある。もちろん休憩の頻度や長さは人によって異なるが、例えば
「251~300kmを移動する人の86%が30分以下、46%が30~60分の休憩を取る」(ETC2.0プローブデータを活用した都市間高速道路における休憩行動分析(平井氏ほか))
という調査結果がある。言い換えれば、この30分で300kmを走行できる分を充電できれば、多くの場合、充電時間はゼロになる。
GWやお盆や年末年始のラッシュだけではない。行楽期であればあちこちで報道されるほどではなくても、交通情報で流れる程度の渋滞は起きている。しかも、東京―大阪間よりも急速充電器がはるかに少ない行先は多い。その時に休憩時に充電したいと思っても都合よく急速充電器はあるのか、空いているのか。
しかも、この記事はBEVを増やしたいという意図だろ。BEVが増えたら当然急速充電器は取り合いだよね。昔MVNOのエントリ書いた時に描いた図を再掲する。
キャプションMVNO用そのままなのでピッタリではないが、BEVの普及台数が少ない時は急速充電器に空きはあるだろう。BEVが増えてきたら急速充電器は増やされるかもしれない。でもBEV信者のいう通りにBEVが増えればグラフ右のような状況になることも十分予想可能である。急速充電器インフラがBEVの普及に先んじて拡充するという予想は、民営であることを前提とすると望み薄ではないか。公営の急速充電器インフラが私有地に作られるというのは考えにくい。補助金なら一定割合公的資金ってことになるんだろうけど。
これofこれだよな。
EVアンチの常套句「長距離運転に向かない」は本当? 実際に走ってみたら、給油より充電のが楽だった | Merkmal(メルクマール)
今のガソリン車が全台EVに置き換わっても30分の充電がスムーズにできると思ってるなら頭お花畑だな。
2022/09/03 19:36
EVアンチの常套句「長距離運転に向かない」は本当? 実際に走ってみたら、給油より充電のが楽だった | Merkmal(メルクマール)
東京→大阪なんて間にスーパーチャージャーも設置されてる楽勝コースの一つでしょ。田舎の山間部を長距離走ると一気に厳しくなると思うけど。
2022/09/03 21:04
それに今は安い充電料金、今後どうなる?
これ書いていて面白い傾向を見つけた。アイキャッチ画像用にテスラのプラモデルかトミカを貼ろうとしたんだけど存在しないっぽい。検索を「テスラ ミニカー」にしてようやくヒット。
BEV信者はまずこっちからじゃね?子供が認知していないのにその子供が大人になった時に売れる?
ちなみにテスラだけだとスポーツウェアしか出てこない。