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てきとーに生きている奴の日記

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EUが35年以降もエンジン車販売容認

な、言った通りだろ。

 

t.co

欧州連合EU)の欧州委員会とドイツ政府は25日、2035年以降も条件付きでガソリン車など内燃機関車の新車販売を認めることで合意したと明らかにした。温暖化ガスを排出しない合成燃料を使う場合に限り販売を認める。電気自動車(EV)化で先陣を切ったEUの政策方針が大きく転換する。

 

合成燃料はこちら。

▼合成燃料 二酸化炭素と水素から人工的につくった燃料で、欧州で「e-Fuel(イーフューエル)」と呼ばれる。生成過程で工場などから回収・貯蔵した二酸化炭素や、再生可能エネルギーによる電気で水を分解して生み出したグリーン水素を利用する。温暖化ガスの実質的排出はゼロとみなされている。

 

まだe-Fuelはリッター700円くらいらしい。レギュラーガソリンはみなとみらいのENEOSで166円なので、くらべるとかなりの贅沢品である。人工的に作るので大量生産すれば安くなるのか、あるいはグリーン水素が安く作れなくて高くなるとかはわからない。

贅沢品のままならお金持ちは合成燃料車、そうじゃない人はBEVに乗り換えてねということもありうる。

こういう車に乗る人はそもそもお金持ちだけど。

 

発端はクリーンディーゼル詐欺からカーボンニュートラルを経てのEV転換、そしてロシアのウクライナ侵攻での燃料高騰。どう考えてもBEVには不利である。

shigeo-t.hatenablog.com

shigeo-t.hatenablog.com

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それに、EU圏がBEVにシフトしてもEU圏の自動車メーカーが儲かるわけじゃなく、バッテリー作ってる会社がある国が儲かる仕組み。そりゃ自動車産業が無い国はBEV化に賛成するかもしれないけど、自動車産業が主要産業である国は今まで賛成で進んできたことのほうがアタマワルイ。

 

日本でもこういう動きもある。

news.yahoo.co.jp

ここ数年、EV充電器の撤去は各地で起きている。

地図制作会社のゼンリン(北九州市)の調査によると、全国の商業施設などの公共の場所で使えるEV用充電器の数(普通充電器、急速充電器の合計)は、右肩上がりを続けていた。24年度に始まった国の大型補助金制度なども後押しし、30年度に3万基を突破。24年度から令和元年度までの7年間で約4倍に急増した。

だが、元年度の3万320基をピークに2年度には2万9233基と減少。その後微増したが、今年2月末現在も3万基には戻っていない。EVの普及が想定より進まなかったのが原因だ。

EVの普及を見込み、早くに設置された充電器は次々と耐用年数を迎え、設備を更新しても採算が合わないとして撤去するケースが増えたとみられる。

タイトル通り記事の後半は頑張ってスタンド増やす話とかリサイクルの話だけど。

 

面積当たりの回転率が悪すぎるのよ、EV用の充電スタンド。ガソリンや軽油ならせいぜい5~10分で出ていくのに30分以上居座られる。だからといってガソリンや軽油よりすごく高くできるわけでもない。

 

こういうアイディアは面白いけど、その道路どうするの?とは思う。技術的にできる/できないであればできるけど、全国の主要道路にこの仕組みを作れるわけないじゃん。今でさえ、道路の整備状況が良くない地域があるのに。

eetimes.itmedia.co.jp

記事には無いけど雪降っても大丈夫なんだろうか?トローリーバス方式でいいじゃん。

 

あと、横浜市営バスのFCVバスはカッコイイよ。

トヨタのSORAなのか、あのバス。

 

というわけで、もう一声HEV(ハイブリッド)ならガソリン・軽油OKまで戻ると思ってる。

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