またまとめた奴が適当にタイトル付けてる件である。ナンバー付いてるだろ。元ポストでは廃車とは書いてないだろ。
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3年前の11月に北海道行った時にレンタカー会社の駐車場に停められてた、エゾシカに激突された車達…。 pic.twitter.com/7KLXEBB6NJ
— 瑛(あきら) (@akiakiakira117) 2023年10月17日
タイトルでウソを追加する手法、狙ってやっている場合はもちろんTogetterの機能で通報するけど、こういう無能まとめ者の場合はついつい放置しがち。
このエントリのタイトルは韻を踏んでみた。傾いている車はパンクしてそうだからタイヤ交換はいると思うけど。エンジンルームまで逝っている車は画像内には無さそう。
まさかTogetterのまとめ見て「廃車のはずの車を貸し出された~」って騒ぐバカはいないと思うけど一応書いておく。レンタカー会社が「廃車にしました」っていうなら廃車だけどそういう情報も無さそうだし。
廃車かどうか、ここいらへんのニュアンスが分からない人のためにきちんと説明すると、
- レンタカー会社の駐車場に
- 複数台並んでいる
- いずれもナンバーは付いたまま
ということから類推する。
この状態であれば、修理待ちの確率がこれからナンバーを外して廃車にする確率よりも圧倒的に高いということになる。廃車にするならレンタカー会社の駐車場に並べておく必要はなくナンバーは手続きのために即外す。ほんのちょっとの可能性としては廃車待ちもありうるけど、その時は廃車にしてくれる業者がナンバーを外して手続きしてくれるからナンバー付きのままってことになる。だけど、廃車を行う業者もナンバーまわりとかの手続きのプロだけど、レンタカー会社も同様にプロである。入庫も廃車も数を扱っているレンタカー会社がそこを依頼項目に入れるかね?自社保有資産なんだから自社手続きのほうが委任状といかいらんから楽じゃね?
廃車してくれる業者まで自走できるなら、自走していって(ナンバー必要)、引き渡し時にナンバー諸々廃車手続きに必要な車検証などを持ち帰ればいいので、多分そっちのほうが早い。でも自走できるなら修理すると思うんだけど。
つーか、パンクしている車はこの駐車場までレッカーサービス使ったんだろうから、もし再起不能だとすぐに判断できるレベルのダメージなら、レンタカー会社駐車場じゃなく廃車業者に運んでもらったほうが楽じゃん。
まとめ作った奴、事故で壊れている車は廃車だと思い込んでいる説ある?
ということで、多分この車は修理待ちである。見たところエンジンルームまで逝っている車も画像内には無さそうだし、バンパーやフェンダー交換してちょっと修復してまた商用利用に復帰でしょ。中古車にするなら「修復歴が」みたいな話になるけど、レンタカーだもの修復歴まで調べて借りるような利用者もいないし、レンタカーに求められるレベルできちんと走れば文句も出ない。
借りている期間内にきちんと走ることを前提とした料金設定だから、もしまっすぐ走らないとか変な振動があるとかなら(一部)返金交渉でしょ。レンタカー借りたことあれば分かるけど、スタート前に借主と店員で外観チェックする。でも走らなきゃわからない部分まではチェックできない。走らなきゃ分からない部分はスタートして10分とかで営業所に戻って文句付ければ、車両交換か(一部)返金に持ち込める。
そもそも今は新車生産に遅れが出ていて車種によっては〇年待ちとかもある。レンタカーにするような車種でも数か月待ち。直せるなら直すだろ。
ここまでが「勝手に廃車にするんじゃねーよ」である。話題を変える。
今回はエゾシカのようだがエゾシカの動物注意標識はどういう感じなんだろ。やっぱり躍動感がある奴?
今まで撮れた鹿は多いのでその代表例。一件だけ下向きに飛んでる。多分取付け向きを間違ったんだろうけど。
オレは奈良を走った時も鹿に当たられていないし、もちろん鹿がいそうな高速道路でもオレの目の前に鹿が出てきたことはないんだけど、前を走っている車にカモシカが体当たりするところは目撃したことがある。当時はまだドライブレコーダー普及前だったので動画は無い。
なんかで助手席に母を乗せ秋田県方面、多分田沢湖方面に向かっていた。安比高原近辺を一般道で。多分あちこち渋滞していて抜け道である。そこそこ車が連なって走っている状況でスピードは2~30km/hくらいまで落ちてた。いきなり前の車にカモシカが左の山から出てきて助手席側に側突。なんだなんだって思っていたらもう一度車両後方に側突。そして対向車線を渡って右に抜けて行った。
カモシカ、Wikipediaに写真あるけどやっぱり鹿には見えねえ。
シカの名が入っているが、シカの属するシカ科ではなく、ウシやヤギと同じウシ科に属する。したがって、シカとは違い、ウシ科のほかの種同様、角は枝分かれせず、生えかわりもない。
そうかうしくんか。
一方、側突された車は当時の北東北でよく見かけたスプリンターカリブである。AWDじゃないと冬たいへんだからな。この頃まったく見掛けない。まあそういう年代の話ってことですよ。
この車の車名の語源はカリブーである。
トナカイ(アイヌ語: tunakkay、学名: Rangifer tarandus)は、哺乳綱鯨偶蹄目シカ科(シカ)トナカイ属の1種である。本種のみでトナカイ属を形成する。別名、馴鹿(じゅんろく)。英語では reindeer という。北アメリカ大陸で生息する個体は、カリブー (Caribou) と呼ばれる。チバニアンから現代まで生息する。
ここでチバニアンが出てくるとは思わなかった。
ということでオレの目の前で繰り広げられた2回の側突はウシ対シカだった。でもぶつかったのがウシでぶつかられたのがシカ。