前回までのあらすじ
苦労してWindows Admin Centerを立てたら、なかなか有用だったので機能紹介の7回目。
目次
記憶域レプリカ
Windows Serverのみに存在する。ディザスタリカバリ用の機能のようだ。
リンクはこちら。
適用先:Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server (半期チャネル)
記憶域レプリカは Windows Server のテクノロジであり、サーバーまたはクラスター間で障害復旧用にボリュームのレプリケーションを実現します。 また、すべてのノードを同期させたまま、2 つのサイトにまたがるストレッチ フェールオーバー クラスターを作成することもできます。
記憶域レプリカでは、以下の同期および非同期レプリケーションをサポートしています。
同期レプリケーションは、クラッシュ前後の整合性が維持されるボリュームを使用して待機時間の短いネットワーク サイト内のデータをミラーリングし、障害時のファイル システム レベルでのデータ損失をゼロにします。
非同期レプリケーションでは、大規模なサイト間のデータが、待機時間の長いネットワークリンクを介してミラーリングされますが、障害発生時に両方のサイトのデータのコピーが同一であることは保証されません。
ガチで使うサーバでマルチサイト運用するなら必要だけど、 試す環境が無い。
更新プログラム
これもWindows Serverのみに存在する機能。Windows Updateの一覧が表示される。
利用可能な更新プログラム
表示
Windows Updateの一覧が表示される。
表示項目としては「更新プログラムのタイトル」「MSRC 重要度」「固定」「再起動が必要です」の4項目。
下に再起動のオプションが表示されている。
機能
[設定][Microsoft Update からの更新プログラムをオンラインで確認する]がある。[設定]をクリックすると、右に「更新プログラムの設定」ダイアログが表示される。
[Microsoft Update からの更新プログラムをオンラインで確認する]をクリックするとくるくるが出る。
更新プログラムをクリックし、表示されるチェックボックスを☑にすると、[更新プログラムのインストール]が活性化する。
自マシンだけでなく他のサーバの更新の制御ができ、便利かもしれない。
更新履歴
更新履歴タブには機能は存在しない。
更新プログラ実の行をくりっくすると色は変わるが詳細が出るとかそういう機能は無い。
「更新プログラムのタイトル」「状態」「インストール日付」「サーバーの選択」の4項目である。
証明書
Windows Server、Windows 10双方に存在する機能。
証明書ストアの表示
概要
証明書機能を開くと最初は概要。
「状態」と「イベント」があり、状態の中には期限切れ、もうすぐ期限切れ、その他、合計が表示されている。イベントは合計が表示されている。
概要以外の選択肢
概要以外には概要の下にすべて、期限切れ、もうすぐ期限切れの3つがある。また概要と同レベルにLocal MachineとCurrent Userがある。
(中略)
(後略)
右側には一覧表示される。また、下部には詳細欄がある。
一覧の項目は「証明書の名前」「状態」「発行された日付」「有効期限」「サムプリント」「証明書ストア」「論理ストア」の7項目である。
証明書を選択すると、詳細が表示される。
詳細欄に表示されるのは「アーカイブ済」「証明書の名前」「拡張キー使用法」「フレンドリ名」「発行者名」「発行先」「パス」「有効期間の開始」「有効期間の終了」「秘密キー」「公開キー」「公開キーのパラメーター」「スコープ」「ストア」「状態」「シリアル番号」「サブジェクト」「署名アルゴリズム」「サムプリント」「バージョン」「証明書テンプレート」。
証明書ストアの機能
ナビゲーションウィンドウ側に[インポート]、一覧表示側に[エクスポート][更新][新しい要求][削除]の4機能があり、証明書を選択していない状態ではいずれも非活性である。
ストアを選択すると、[インポート]のみ活性化する。
[インポート]をクリックすると、「インポート」ダイアログが表示される。
正常な証明書を選択すると、[インポート][エクスポート][更新][新しい要求][削除]のいずれも活性化する。
期限切れの証明書を選択すると、[更新]は非活性のままである。
[エクスポート]をクリックすると、「’証明書名’のエクスポート」ダイアログが表示される。
[更新]をクリックすると、「’証明書名’の更新」ダイアログが表示される。
[新しい要求]をクリックすると、「新しい’証明書名’の要求」ダイアログが表示される。
[削除]をクリックすると、「証明書を削除する」ダイアログが表示される。
イベント
表示
イベントタブを選択すると最初はこの表示。
リストを開いてもレコードが見つかりませんが多い。上記の通りイベントの合計は2だったので、探すのが大変。
表示項目は「レベル」「日付と時刻」「ソース」「イベント ID」の4項目。
探して行くと、CertificateServicesClient-Lifycycle-UserのOperationalに2件あった。
選択すると詳細が表示される。
詳細にも詳細タブがあるので選択すると、「ログの名前」「ソース」「ログ作成日時」「イベント ID」「レベル」の5項目が表示される。
機能
イベントでは[ログの有効化]が常時活性化されている。
[ログの有効化]をクリックするとこのようなメッセージが表示され、[ログの有効化]だった場所が[ログの無効化]に変わる。
[ログの無効化]をクリックするとこのようなメッセージが表示され、[ログの無効化]だった場所が[ログの有効化]に変わる。
レコードを選択すると、[クリア][エクスポート]が活性化する。そして[ログの有効化]だった場所が[ログの無効化]に変わる。
[クリア]をクリックすると「クリア」ダイアログが表示される。
[エクスポート]をクリックすると、メッセージが表示され、
「名前を付けて保存」ダイアログが表示される。
今回はこんなところで。