台風8号遅い(挨拶)。遅いっていうのは被害甚大なのでやめてほしい。
前回Proxycapを入れて設定すれば、ProxyありネットワークでもBlueStacksを使えるにてWindows版のBlueStacksをProxyありネットワークで動作させた。今回はその続きでOS X編。
BlueStacksはProxyありのネットワークだとインストーラが終わらない
BlueStacks Mac版、Proxyありネットワークではインストール完了できずやBlueStacks Windows版、Proxyありネットワークではインストール完了できずでご報告の通り、BlueStacksはProxyありのネットワークでは動かない。
実際にはインストーラが完了しないだけで、アプリケーションとしてのインストールは終わっているように見える。
ProxycapはOS X用もあるので、今回はOS XにProxycapを入れてBlueStacksを試す。
Proxycapの設定(今回は汎用的な設定)
Proxycapダウンロード
まずProxycapのダウンロードページへ。
OS X用は1つなので迷わない。
Proxycapインストール
dmgファイルを開く。
インストールが始まる。
OS X版Printcapは日本語でインストールできるようだ。
どんどん進める。
再起動するかを聞かれるので[ 再起動 ]をクリック。
Proxycap プロキシ設定
再起動して起動完了すると、Proxycapがインストールされている。
起動してもウィンドウは立ち上がってこない。タスクバーでプルダウンして定義画面を開く。
設定内容は前回Proxycapを入れて設定すれば、ProxyありネットワークでもBlueStacksを使えると同じなので、説明は割愛。
先にOS X側のプロキシ設定を解除
今回もProxycapの設定は手抜きで全プログラム対象としている。そのためOS Xのプロキシ設定を残したままだとブラウザ等が通信できなくなる。
チェックを外して[ OK ]を押す。
インストーラが完了しなかったBlueStacksをそのまま起動
Windows版は「BlueStacks Windows版、Proxyありネットワークではインストール完了できず」の通り、ネットワーク不通でインストールが進まなかったところから設定ができ、普通に使えた。
結論から書くと、OS X版ではPlayストアの設定周りをしているのに、Playストアが動かない。
Kindleを選んでみる。
何もヒットしない。Playストアから引けていないようだ。
でもデフォルトインストール済みのTwitterにアカウントを入れるときちんと動く。
BlueStacksアンインストール→インストールできちんと動作
アンインストールしてインストールし直すと、きちんと動作した。ただし、BlueStacks専用のストアのインストールでつまづく。この件はやっかいなので操作もスキップしたが、報告も後日ということで。画面は下記のような感じ。
もう一点。Windows版のBlueStacksはほとんどAndroidなので、先頭画面がBlueStacks独自なのを除けばあまり違和感がない。しかしOS X版はBlueStacks Mac版、Proxyありネットワークではインストール完了できずで操作したように設定画面も独自だし、上記のようになんか専用のストアの設定もあったりして、動作するアプリはAndroidだが操作系に違和感が多い。
Playストアに接続できるので、デフォルトインストールのFacebook,Twitter各クライアントアプリの更新が入る。
スクリーンショットを撮り忘れたが、PlayストアからKindleもインストールできた。
しかし問題はさらに。Kindleが動作しない。Amazonに同期に行って止まっているようだ。真っ暗かKindle起動時のロゴが出る前の画面になる。これはBlueStacksのせいかProxyありのネットワークのせいかは、後日切り分けを行う。ProxyありのネットワークのせいだとするとやはりBlueStacksのせいってことなんだけど。
一応Windows版でProxyあり環境でKindleの動作確認を行った
こういう対象となる環境で動かないときは、対照となる環境で動作確認をするのは当然なので、Windows版で動作確認を実施。問題なく動く。
夏目漱石まさかの「禿連呼」w。
OS X版BlueStacksについて
簡潔に言えばお勧めしない。単に「AndroidアプリがPC/Macで動けばいいなあ」っていう人にGenymotionとどっちかといわれるとBlueStacksだけど。MacとPCどっちも持っているんならWindows版をお勧めする。目的とするアプリさえ動けばいいんだけど、Kindleはとりあえず動いていないし。
上にも書いたが基本的にAndroidであるWindows版に対して、OS X版はAndroidアプリが動作する独自のコンテナって感じ。 こんなに全く違うアプリに見えるほど作り分ける必然性を感じないし、独自さが利便性につながっていない。ステータスバーがAndroidじゃないんだよな。通知バーはどうなんだろう、出るんだろうか?
ということで「AndroidアプリをWindows上で!BlueStacks App PlayerのWindows版を入れてみた。なかなか忠実に動く( `ー´)ノ」や「BlueStacksでKindleが快適 Windows編」でWindows版はお勧めしたがOS X版はあまりお勧めしない。
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