CloudreadyそのままではChromeOSのようにはAndroidアプリが動かない。前回どうしてもAndroidアプリを使いたい部分には
VirtualBoxでAndroid-x86を動かしてみようと思う。CloudReadyの中で動かしたいAndroidアプリはMicrosoft Word,Excel,PowerPoint。OneDriveをうまく使えば問題ない動作環境を作れるだろう。
と書いたのだがなかなかAndroid-x86が動いてくれない。それに動いてももっさり遅い。最初CloudReady上のVirtualBoxでやっていて全然ダメで、Windowsに移ってもなかなか動かず、VMware Workstation Playerにしてようやく動いたが反応が悪い。昔のAndroid-x86のバージョン4.3版を動かしてみたら、やっぱりもっさりだった。もっさりなAndroidアプリは誤タップしまくって嵌る元なのでこの作戦は放棄することにした。
そこで前回紹介したコレの前に
色々試してみることにした。まずはコレ。
グーグルは、昨年9月にAndroidアプリをPCで動作可能にする「App Runtime for Chrome(略称ARC)」を発表し、PCで動作するAndroidアプリとしてVineやEvernoteなどをChromeウェブストアにてリリースしていました。
ただ、この機能が利用できるPCは、グーグルが開発するPC向けのChrome OSを搭載する「Chromebook」のみで、WindowsやMacなどで利用することはできず、さらに、一部の開発者のみが利用できたため、公開されているアプリがかなり限られていたことから、実際に使ってみた人はかなり少なかったと思います。
そんな問題を解決するのがグーグルが発表した「ARC Welder」です。
基本的にはARChonと同じARCを利用するのだろう。例ではMacなのでWindowsで試しているのだが動くapkファイルにヒットしない。何かおかしいのだろう。
続いてはAnbox。まずはUbuntuで試している。
動かすところまでは行った。起動に時間が掛かる。
Androidの基本的なアプリが動くだけでは全くうれしくない。詳細は省略するが、AnyDeskとWordをインストールしてみた。
AnyDeskは他PCへの接続もこのAnyDeskへの接続もできるのだが、画面が真っ暗。
WordはAnboxの言語を日本語にする前にインストールしたので、英語版。
これはAnboxの設定で言語の順番を変え、日本語を先頭にしたら日本語化できた。
そしてあれこれ調べていたら、Play Storeのインストール方法も見つかった。
ということで今度CloudreadyでAnboxを試してみる。
Embedded Android: Porting, Extending, and Customizing
- 作者:Yaghmour, Karim
- 発売日: 2013/04/09
- メディア: ペーパーバック