結論からいうと、損保ジャパンと国交省はズブズブではなかった。
前エントリ長々と書いたけど、書いている時は面倒くさいと思って団体代理店探していなかった。
ね。どこをどう割引したか書いてないと分からないでしょ。トッパングループの例だと団体扱の割引率は30%、でも色々加味すると75%とか34%とかって数字が出てくる。アサ芸は国土交通省の保険パンフレット出せ。おまえらが適当に拾った数字は信用できないんだよ。
代理店見つかるかも思って探したらありました、国土交通省の団体代理店あった。
最初面倒だと思ったのは、それと分かる名前を名乗っている代理店ばかりじゃないから。例を出すけど例えば三井住友銀行グループの企業保険代理店はこの会社。
保険代理店専業じゃなく他事業やってたりするから保険代理店っぽい社名じゃないし、企業グループ名に関連するような社名でもない。つまり知ってる人しか探せない。銀泉は元々知ってたからこうやって例として出せるけど。さらに、ブログカードになってくれないので苦労したw
国土交通省って、元々運輸省、建設省、北海道開発庁、国土庁を統合して国土交通省になっている。しかも省庁の団体代理店がそれと分かる社名にしているはずがない。面倒だなと思って、アサヒ芸能にパンフ出せって書いてた。
でも探すと意外にすぐ出てきた。銀泉よりも親切だった。銀泉はサイトに入っても三井住友銀行グループの保険代理店ってわかんないもん。
パンフもあるけど、自動車保険の団体割引率は分かりやすくこちら。
はい、解散。元エントリに書いたようにトッパングループは30%割引である。19%だと特に安いわけではなかった。これくらいの割引率だと、ネット自動車保険とトントンくらいかな。
じゃあアサ芸にあったコレはどこから?
国土交通省の職員向け損害保険パンフレットには「割引率40.15%」「割引率33.5%」の文字が躍る。
見つけたってほどでもないけど見つけた。PDF注意。
文字、躍ってはいないな(視覚効果が無い的な意味で)。あと、団体疾病保険の下に小さな文字で(MS&AD型)って書いてあるのが見えますね。損保ジャパン関係ないですね。細かい話をすると、全く関係ないかはパンフを見て確認のこと。この保険の場合は、左の団体傷害保険は損保ジャパンが幹事で複数保険会社がシェア割するタイプ、右の団体疾病保険は三井住友海上単独で引受。
余計な言い訳も書く。元エントリのほうではこのように書いたけど、
あのさあ、団体保険っていうのは保険会社がその団体の構成員向けに専用設計する保険なんだよ。だから元々割安であって一般向け保険に対する割引ではないんだよ。割安なのと割引は別。
団体傷害保険とか団体疾病保険という名称の保険に国土交通省と関係のない一般個人は加入できないので、一般個人向け保険を割引しているわけじゃないんだけど、一般個人向けの同等の保険と比較すればこのくらい安いってことを示しているとお考えいただきたい。分かりやすいけど、厳密には割引じゃないよねえ(負け惜しみ)。
自動車保険の団体扱は19%割引なのに割安って書いているし、団体傷害や団体疾病は割引って書いているし、どうなってんだよ逆だろ(八つ当たり)。
というオレが書いた文どうこうは関係なく、アサ芸にあった割引率はあった。しかも、別にこれは特に安くもない上に損保ジャパンと国交省がズブズブではないことを示している。いや、このパンフ見て損保ジャパンと国交省ズブズブとか言い出すファイナンシャルプランナー(署名記事の著者)、仕事できない人?
アサ芸に釣られて叩いている皆様方におかれましては、今絶賛開催中の高校野球で加入が必須と言われている保険と比較して頂き、別に国交省は特別優遇されているわけじゃないということをご確認頂ければ。しかし、朝日新聞総合サービスの説明資料すごくわかりにくいな。バカなのか?
分かりやすいのは東京都の小学生総合保障制度かな。47%。東京都とAIGズブズブだわー(棒
これ見てまだ「損保ジャパンと国交省ズブズブ」って思うなら、それはもうそういう病気としか。
<追記>と思って執筆者について調べたら、そういう病気の人だった。しかも自分でジェネレートするタイプ。
</追記>