道の駅に設置されたダンボール授乳室が批判されている。遅ればせながらちょっと書いておく。
段ボール授乳室のような発明をアホみたいに批判して、メディアも乗っかって街の声はとか言って批判の声ばかり放送し、SNSでも批判云々言ってるようじゃ、日本で善意で何か有益な発明しようなんて気にならなくなるのよく分かるわ。感謝よりイジメる方を選ぶんだから。じゃぁもう知らんわってなるよ。
— 筋トレ100%マン (@BCAA20000) 2023年9月25日
まず、どこからダンボール授乳室が来たのか。寄贈である。
国土交通省の発表によると、「ダンボール授乳室」の寄贈は、同省が推進する「道の駅『子育て応援』施設」の整備支援として行われたものだ。2023年からの3年間で、全国の道の駅150駅に授乳室と授乳チェアを寄贈する予定だという。
こちらはPDF。
全国各地の道の駅の設備状況は分からないが、きちんとした授乳室が無いとか、足りないとか、多機能トイレしか授乳できる場所がないとか、そういうことならダンボール授乳室は悪くないだろう。無いよりはかなりいい。
で、オレもトップに貼った𝕏のポストみたいな感想になる。寄贈なんてやめちゃえば?バカバカしい。「ダンボールなんて」とか「衛生面が」とか文句言ってるような奴らがなんとかしてくれるでしょ。衛生面にしても、トイレみたいに何かが飛散するわけでもなく、一定間隔で消毒しておけば問題無い話じゃん。
騒いで良かったね。越えられないハードルはくぐればいいよ。
だって今回で授乳室のハードル完全に上がっちゃったよね。段ボール授乳室10万円に対して引き合いに出されてるこれ、1台250万円よ?これがスタンダードとして要求されるんでしょ?「こんなん買えへんし、作らんほうがマシやな」って考えるところが大半やと思うよ pic.twitter.com/JifgKmKkUb
— しちずん (@citizen2080) 2023年9月26日
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前置きはここまで。オレが子供の頃は道の駅なんて無かった。
道の駅(みちのえき)は、日本の各地方自治体と道路管理者が連携して設置し国土交通省(制度開始時は建設省)により登録された休憩施設、地域振興施設等が一体となった道路施設である。1991年(平成3年)に実験的に始まり、1993年(平成5年)に正式登録が開始された(後述)。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持ち[1]、2023年(令和5年)8月4日時点の全国登録数は、1,209カ所である。
そうか、やっぱり平成に入ってからか。道の駅が無かった頃は、田舎にドライブに行くと、目的地以外ではドライブインやガソリンスタンドくらいしかトイレ休憩できる場所は無かった。駐車スペースにトイレ付のところも無くはなかったが、トイレ汚いしな。
Bing Image Creatorで生成。
すごく覚えているドライブインといえば、一番はレストハウス「馬仙峡」。そこで食事するのではなく、正式名称覚えていないけどロースカツのソースカツ弁当を買って帰る。小学生の頃までは確実に記憶にあるが、岩手の内陸方面をドライブする時はかなりの頻度で弁当を買って帰っていた。旨いのよ。
あとは野辺地か平内のドライブインで食べたホタテの定食は旨かった。店内に生簀があるの。生もバター焼も旨かった。
ガソリンスタンドも数は減っているが、まだ必要なので生き残っている。
ガソリンスタンドが減っているのは、地下に埋設しているタンクの更新に金が掛かり過ぎるから。
ドライブインは大型トラックやトレーラーなどが駐車できるような店は残っているが、ロードサイドのコンビニやファミレスやファストフードなどに代替されて行っている。
そこに出てきたのが道の駅ってわけか。昭和の頃、バイトの時にはコンビニしか寄らなかったなそういえば。このバイトは8時間320km走破なのでファミレスでゆっくり食事する時間も無いし、金も無かったし。
食べ物の補給はコンビニに寄っておにぎりかパン。おにぎりは今みたいに取り出しやすいパッケージじゃなかったけど、運転中に剥けるようになった。まあオートマチックトランスミッションだったというのもあるけど、のちに自分の車のマニュアルトランスミッションでもできるようになる。
あと、一般道を長く走ったのは帰省の往復の時。東北道以外は今みたいに高速道路が繋がってないし、混雑している時の代替ルートがない。今なら横浜―八戸間はかなり東北道を通らずに済むのだが、
常磐道が繋がる前は磐越道経由で東北道に抜けていたし、磐越道が繋がる前は何度も国道6号線を走った。平成初期なのでやはり道の駅などなく、夜間に走るとコンビニくらいしか休める場所が無かった。
よく行った道の駅といえば、帰省した時に母のリクエストで十和田湖にドライブに行くことが多く、その行きと帰りにそれぞれ別の道の駅で休憩。行きは道の駅奥入瀬、
帰りは道の駅とわだである。
いずれも実家から十和田湖に向かって行く時は左に道の駅奥入瀬が、十和田湖から帰ってくると直進入場できる道の駅とわだがある。なので、この順で寄ることが合理的である。
道の駅奥入瀬ではよくビールを買ってた。運転手なので試飲とかできないので実家まで持って帰る。
道の駅とわだでは豆腐とか野菜とかを買って帰ることが多い。地元の農家とかが出品しているのでスーパーで買うよりもいい野菜だったりする。
あと、道の駅とわだの近くには知ってる人は知っているKNK上北農産加工がある。いや、社名だとわかんないか。源たれの本社と工場が近い。道の駅とわだで買ったことは無いと思うけど。
青森県内だとあとは道の駅しちのへ。七戸町立鷹山宇一記念美術館が併設されている。のちに東北新幹線の七戸十和田駅もできたし、イオン七戸ショッピングセンターもほぼ同じ敷地。
あとよく行った道の駅は道の駅どうしかな。
行きか帰りには国道413号経由で山中湖に行くことが多く、道志みちの途中にある道の駅どうしはちょうどいい休憩場所である。
山中湖まで行ってしまうとちょうどいいトイレ休憩場所が無いのよ。
調べたら道の駅は東京都は1つ、神奈川県は4つしかないのね。道の駅山北は行ったことある。すごく駐車台数少ない。でもあまり寄らないかな。
丹沢湖に紅葉を撮りに行くときの帰りの休憩場所である。
もう少しで紅葉シーズンか。