このスレッドは興味深い。
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— 増田薫 (@masudakaoru_) 2022年9月19日
まとめもある。
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— twinotes (@twinotes) 2022年9月19日
甜麺醤の甘さなら糖分を添加している物もあるだろう。という話を書きたかったわけではない。
仕事で通いで北京に行ってた頃、と書くと日帰りも含まれるのできちんと書くと基本2週間交代で北京出張していた時期があった。おおよそ1994年晩秋くらいから1996年秋くらいである。
まず食生活だが、朝は宿泊している日系ホテルのモーニングか、そこらへんの売店で買っておいたパンなど。
昼と夜は基本的にオフィス近くに食いに出ることが多かった。夜間バッチ立ち会いとかしている時期は帰ってから食うという選択肢は無かった。
パターンとしてはだいたい下記の通り。
- オフィス隣のホテルのレストラン(確か北京料理か四川料理と上海料理があったはず)
- 近所の現地の人しか行かないような汚いレストラン
- オフィスの建屋一階に入っている日式中華
- 宿泊しているホテルの和食レストラン
- 弁当とかお焼きみたいなテイクアウトもの
多くの場合、昼は#1が多く夜は#2。#4の宿泊しているホテルも徒歩5分程度だけど、戻るのがダルいのであまり数は多くない。
#2では大体昼夜ともビール飲んでる。今は冷やした奴も置いていたりするだろうけど、当時の向こうの人は冷たいビールを飲まなかったので「そこの冷蔵庫にビール入れて冷やしておけ」からスタートである。#1と#3の時は上司や元請も一緒だったりすることがあるので昼のビール率は下がる。ただ、冷えたビールはある。
よく飲んでいたのは、北京ビールや燕京ビールあたりが多く、北京では青島はそんなに置いてなかった。1995年からなら都知事と同じ青島と行きたいところだが。
#3の日式中華、日本風のラーメンを出すラーメン屋兼中華である。カツ丼とかの日本の料理もちょっと置いてた。店の名前は老面亭 小華である。ライターが残ってた。
我々が行っていたのは一号店、前門飯店隣である。
老面亭となっているので、よく「ふけづらてい」って呼んでた。簡体字使ってる北京で麺なんて書かないからであって老面亭=ラーメン亭である。
行く頻度が少し低かったのは上司とか元請と一緒になる率が高い(=ビール飲めない)からと、オレ個人としてはラーメンは通常食事の選択肢にないからであって味は悪くなかった。早めに食事終わらせたいときには便利である。まず同じ建物なので階段降りるだけの徒歩0分だし、満席で入れないとかは食事の時間がずれているせいもあってあまりなかったし、すぐ食事が出て来る可能性も高かったし。でもだいたい昼はヒマなので時間があって、そうなると#1,#2に行くことになる。
ホテルの中華レストランもそこらへんの汚い店も、通常日本人がよくやるようなラーメン、炒飯、餃子みたいな注文をすると小姐(しゃおじぇ)に「主食ばっかりはダメ」と注意されるのだが、老面亭ではそういう注意を受けることもなく、そういう点でも日式である。
老面亭では何一番食べてたかなあ?回鍋肉定食じゃないかなあ。前述の通りラーメンは食事の選択肢に無いので。あとオレはラーメン、炒飯、餃子みたいな組合せは苦手で野菜食いたいし。でも味噌ラーメンは食べた気がする。
なんかこういう食生活が長期に渡って続いたせいで、中華料理は一生分食ったような気がしてた。誰かの選択じゃなく実際に自分の意思で中華料理店に行くようになるには、2003年くらいまで掛かった。
日本の中華料理店、今だと町中華と呼ばれる中華も日式中華なんだろうけど、上記の理由でオレがよく通ってた店はそんなに多くない。
ということで、オレの日式中華の思い出は北京の老面亭である。まだライター持っているとはw