こんなツイートが流れてきた。
「Oracle Linux 8.5」がWSLの仲間入り ~「Microsoft Store」から入手可能/米Oracleが無償で提供しているRHEL 100%互換ディストリビューション https://t.co/Vup2dOf7lg pic.twitter.com/dEcyAL67vM
— 窓の杜 (@madonomori) 2022年2月3日
これはやってみるしかあるまい。
「Oracle Linux」は、米Oracleが無償で提供しているLinuxディストリビューション。「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)と100%のアプリケーションバイナリ互換性があり、「CentOS」の後継としても注目されている。
CentOSはMicrosoft版の無償アプリじゃないし、Amazon Linux 2は入れるのに苦労するし、RHEL互換ならこれでいいじゃないかという話である。Oracle Linuxは触ったことがないし、視野に入っていなかったのでRHEL互換なのは知らなかった。
早速、Oracle Linux 8.5を入れてみる。まずストア。Oracle Linuxだけで検索すると記事にもある7.9しか出ない。
記事をリロードしてみたら、
[2022年2月2日21:30編集部追記] 21:20分現在、「Microsoft Store」およびコマンドラインから「Oracle Linux 8.5」をインストールできなくなっている。
と書いてあった。オレだけじゃなかった。
仕方ないのでとりあえずOracle Linux 7.9を入れてみる。
[入手]をクリックすると、127MBだった。
あっという間にインストール完了。
ということで初回なので[開く]をクリック。いつものWSLである。ユーザ名とパスワード2回聞いてくる。
準備できた。
アイコンも専用である。誰かなと思ったらペンギンだった。
ちょっと使ってみる。yum updateを実行。
Windows Terminalにも追加されてた。
記事には
コマンドラインから利用する場合は、「oraclelinux85」と入力する。
とあるので、PowerShellからoraclelinux79を実行してみる。記事みたいなバナーは出ない。すでに起動済だからだろうか。
WSL2を停止・起動してみたりしたけど、やっぱりすぐにoraclelinux79を起動してバナーは出ない。ちぇ。