共同研究の中で特許出願の話もあり、今回はウチから出さない(大学が弁理士さんを使う)予定ではあるけど、特許出願環境を使える状態にしておく必要が出てきた。
必要なアプリはこいつら。最初に環境を作った時にはそれぞれWindows 10対応ができておらず、仕方なくWindows 8.1で環境構築。しかし、作ったVMはなぜかホストOS側からのシームレスな操作を受け付けない。VMware Toolsは入れているのだが。
BizSparkが切れる前にWindows 10に上げておけば良かったのだが、すっかり忘れてた。
問題はこちら。もうWindows 8.1は更新対象から外れている模様。
アップデート対象はWindows 8.1 Enterprise。
更新アシスタントを起動。使用している更新アシスタントは 下記エントリにもある今でもWindows 7/8.1からアップデートできる更新アシスタント。
ところが、Enterpriseなので引っ掛かってしまう。
なんか手は無いかとググってみた。レジストリ編集方式が見つかった。
レジストリ編集
regedit.exeで以下ようにレジストリを編集
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion ProductName: Windows 8.1 Professional EditionID: Professional HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion ProductName: Windows 8.1 Professional EditionID: Professional
こんな簡単にEnterpriseがProfessionalになるのだろうか。
更新アシスタントは騙せた。
そして始まった。
しかし、0xc7700100エラー。
実行してみる。
時間は掛かるが終了。
こんなに簡単にOfficeの認証が外れるとはw
これはネット認証で回復。
しかし、 上記DISMコマンドを実行するとEnterpriseに戻ってしまう。
レジストリエディタで確認すると、一部Professionalの文字列がEnterpriseに戻っている。そういう修復をしているようだ。
こういうのもやってみたが、結果は同じで0xc7700100エラーになってしまう。
このWindows 8.1環境には正規ライセンスのOfficeが入っており、消してクリーンインストールはしたくない。というか、クリーンインストールWindows 10で今のライセンスを引き継ぐためには古いバージョンの更新アシスタント経由でのアップデートが必須。
サクっと行くかなと思ってたのでショックだが、このVMはしばらくこのままにしておいて、特許環境は実マシンに作ろうと思う。実マシンだとオレみたいに複数PCで作業する人間にとってはめんどくさいんだよな。それぞれに環境構築しなきゃいけなくて。VMならコピー持っていけばいいのでデータコピーの手間だけ。
ツールの使用フォルダをいっそのことOneDriveかGoogle Driveにしちゃおうかな。それならツールインストールの手間だけで済む。