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てきとーに生きている奴の日記

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きちんとお別れしましたか?Windows XPと

今週のお題「2014年のお別れ」〈2014年をふりかえる 3〉

Windows XPとOffice 2003がサポート終了になっても流行らないもの

今年は4月9日にWindows XPのサポートが終了した。ついでに言えばMicrosoft Office 2003も。このブログでは主に企業内PCのAndroid-x86化を推してきた。Windows Serverのリモートデスクトップとの組合せになるので、今後の社内統制やTCO削減を考えれば望ましい方向だと思うけど。

とりあえずのつなぎということなら、Windows 7搭載の中古PCへの単純置き換えのほうが安いと思うけどね。

 

そういえば、@linux_mint_chanというアカウントからキモいメンションが飛んできたんだった。

デスクトップOSとしては、やはりLinuxってハードル高いんだよね。プレインストールPCはほとんど無いので、Linuxを使おうとすると自分でインストールしなければならない。Linux Mintのような泡沫ディストリビューションだけでなく、UbuntuとかCentOSとか利用者が多いLinuxだって、一般的なPC利用者にはお勧めしにくい。Linuxから見て標準的な構成のPCなら問題ないのだが、少し変わったデバイス、最新のデバイス、古すぎるデバイスがあると苦労する。

一般的なPC利用者は別にOSのインストールや設定をしたいわけじゃなく、PCを使って何か(ブラウジングや文書作成、画像・動画編集、……)をしたいわけで、それらのアプリの選択肢や導入の容易さでWindowsに劣るLinuxではスタートラインに立てない。

で、どうなんですかねということで現状を調べてみた。


11月のOSシェア、Mac OS Xが増加 | マイナビニュースによれば、「Linuxがシェアを減らした」wwww草生える。Windows XPサポート終了対策でLinux推しだった人たち元気?ww。Linuxはグラフではその他扱いwwwww。

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推移を全部追いかけるのは面倒なので、サポート終了直後の5月のシェアと比べてみよう。


Windows XPが依然高いシェア - 5月OSシェア | マイナビニュースでは、5月時点のLinuxのシェア1.62%(Net Applications調べ)。11月時点のLinuxのシェアは1.25%(同)。同じNet Applicationsの調査なので、連続性のあるデータとして見ることができる。Linuxのシェア減ってるじゃん。やっぱりなw。 

日経BPはこのムック本、どれくらい売れたんだろう。個人の古いPCをWindows以外にするのであれば、やっぱりお勧めはAndroid-x86だな。アプリもGoogle Playから簡単に入れられるし。rpmだのyumだの、単にPCを使いたいだけの人には難易度高い。 

しばらくこのネタをお休みしている間に状況が変わった

4月9日には間に合わなかったが、ようやくChromebookが発売された。最初は文教分野限定だったけど、11月には一般にも販売されるようになった。 

結局、円安のせいかもしれないけど、思ってたよりも高いのでまだChromebookは買ってない。もうちょっとラインナップが増えてから、会社の方で検証機として買うつもり。企業ユースということなら色々考えられる端末だと思う。一般家庭では主たる用途にもよるが、年賀状作りや音楽・画像・映像編集には向いてないよね。

 

一方でMicrosoft OfficeのほうはMicrosoftが思い切ったかじ取りをしてきた。Office 365 Soloなど、サブスクリプションモデルの拡充もそうだし、iPad/iPhone/AndroidMicrosoft Officeの無償化もそう。

 

Web版のOffice Onlineもわりとすごい。確かにPCインストール版と比べると機能は劣るが、それなりに使える。 

 

しかし一番大きいのはWindows 8.1 with Bingだろう。安いマシン、面白いマシンがWindows 8.1で出てくるようになった。Windows 8.1 with Bingはドメイン参加できないので企業ユースには少し難があるけど、個人・家庭ユースということなら普通にWindowsが使える。

例えばマウスコンピューターのMS-NH1。スティック型である。 

タブレットも安い。


小型PCは小さいし、実売3万円を切るモデルも。 

Windows 8.1 with Bing搭載マシンによって、 iOSAndroidで2分してきたタブレットの勢力図も変わるかも。サイトにアクセスするOSを調べるタイプのNet Applicationsの調査だとWindows 8.1 with BingはWindows 8.1にしか見えないから、シェアの調査は販売実績ベースとならざるを得ず、利用実態はわからないけど。

 

Windows 8.1 with Bing搭載マシンは2~3万円台で買えちゃうから、Windows XPとお別れするなら今。さらに円安が進むともう少し値段が上がるかも。中古PC Windows 7 32bitよりもお勧め。

Android-x86 4.4RC1をインストール(ThinkPad X200編)

なんかやたらと眠い(挨拶)。

 

VMware Playerにインストールしてみてうまく動いたAndroid-x86 4.4RC1だが、実機へのインストールを忘れてた。

■関連エントリ

 

そういうわけで、ThinkPad X200にインストールしてみた。結果から言うと、インストール完了後Andoroidロゴ画面から先に進まない。

インストールディスク準備作業

ISOファイルからCD-Rを作成する。ウチにはブランクCD-Rが無いのでCPRM DVD-Rを使った。一瞬勿体ない感も感じるわけだが、スピンドル買いですごく安く買ったDVD-Rなのでわざわざ1枚CD-Rを買うよりも安い。 Windows 8だとOS機能で作成できる。

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ThinkPad X200ディスク交換

この作業前はESXiがインストールされたHDDを挿していた。そのためAndroid-x86 4.3が動作していたHDDに挿し変える。所要時間2分。

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Android-x86 4.3の状態確認

ThinkPad X200ではAndroid-x86が動くわけだが、上書きインストールで潰してしまうため、状態を確認しておく。

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設定を開く。このようにWiFiが使えている。

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Androidのバージョンは4.3。

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4.4RC1 インストール 

というわけで準備したインストールDVD-Rをセットし、電源を入れ青いThinkVantegeボタンを押す。 

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[F12]─[Enter]でインストーラが起動する。

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インストール作業手順はAndroid-x86 4.4RC1をインストール(VMware編) の通り。詳細は省略。

発生した事象

インストールが終わると下記の画面になる。f:id:shigeo-t:20140518091449p:plain

どちらを選んでも本来はAndroidが起動され、初期セットアップに進む。ところがRunを選ぶとこの画面が崩れた形で残り、Rebootを選ぶと次の画面で止まる。f:id:shigeo-t:20140518091711p:plain

通常ならばこの画面は数秒で終わるのだが30分放置しても先に進まない。たまにディスクアクセスランプが点灯するので何かは動いているのかもしれない。ThinkPad X200は熱くなっているのでそろそろ止める。

インストールを何度かやり直してみたが、毎回同じ。先に進まないとどうしようもないので、4.4RC1はこれで終了。PCでAndroidを使う用事があれば4.3に戻すが、PCでAndroidを使う用事はしばらくなさそうなので放置する。ま、RCだしなw。以上。  

 

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