化石賞とかミソジニー・オブ・ザ・イヤーとかイジメじゃん

化石賞、書こうと思ってて乗り遅れたんだけど、この𝕏のポストが目に留まったので書けそうな気がする。

これ、化石賞と同じ手法だろう。ミソジニーオブザイヤーを決めた後、開催団体は多分マスコミにプレスリリースを出す。

（無名の）団体が、賞を与える。
↓
マスコミが報道する
↓
マスコミ報道を持って、団体があたかも権威があるように宣伝する。… https://t.co/WsfT9vy8fj
— データをいろいろ見てみる (@shioshio38) 2023年12月12日

同じ@shioshio38氏がこのポストをリンクしてくれている。

CNNが温暖化ガスの総排出量をグラフ化してくれている。https://t.co/5YF2uIEf76

化石賞（Fossil of the Day）という賞は（日米英）どの国のマスコミでツイートされるか？(2007-2022まで)
日本 98件 https://t.co/jylLRi5jq8
英国 2件ともに Guardian https://t.co/HZVZjAcRGi
アメリカ0件… pic.twitter.com/8A5Bnadpmw
— データをいろいろ見てみる (@shioshio38) 2023年12月10日

抜粋して引用する。

化石賞（Fossil of the Day）という賞は（日米英）どの国のマスコミでツイートされるか？(2007-2022まで)

日本 98件 https://t.co/jylLRi5jq8
英国 2件ともに Guardian https://t.co/HZVZjAcRGi
アメリカ0件… pic.twitter.com/8A5Bnadpmw

鬼畜米英はほぼ相手にしていないのに、日本のマスコミだけは嬉々として取り上げているという事がよくわかる。バカ丸出し。

化石賞って、福井の恐竜の化石が素晴らしいとかそういう肯定的な意味で与えられる賞ではない。

ナショナルジオグラフィック　世界一美しい恐竜図鑑

作者:ライリー・ブラック
日経ナショナルジオグラフィック

Amazon

こういうものである。

www.wwf.or.jp

化石賞は、気候変動に取り組む130か国の1800を超える世界最大のNGOのネットーワーク「CANインターナショナル」が、その日の交渉において気候変動対策を後退させる言動を行なった国に与える不名誉な賞です。

ではこの化石賞を紹介しているWWFとはどのような団体なのか。世界自然保護基金である。

で、現実の排出量を引用させていただく。

EUは複数の国だから除外したとしても、日本より排出量が多い国、同じくらいの国はこんなにあるわけですよ。国土の大きさや産業規模から言えば日本よりちょっと少ない国も出し過ぎだよ、日本との比率では。

おかしくない？実際に日本の場合は排出量削減のための技術開発して、その技術を使って排出量を削減したり、排出を減らすためにストローの素材を変更したりレジ袋の配布をやめたりみたいな施策をしたりしているわけですよ。実際に減らしているわけですよ。それなのに化石賞？中国に出してみろよ。怖くて出せないんだろ。

これはもう単純にイジメの構図である。舐められているだけである。アメリカのように完全に無視すれば諦めるかもしれないけど、なぜか日本のマスコミはバカだからこのイジメの構図に乗っかってくる。イジメは始めた奴も追随する奴も同罪だぞ。化石賞なんて出した上に技術や金求めるならイジメの範疇を超えて恐喝じゃん。犯罪じゃん。

ミソジニー・オブ・ザ・イヤーは今回初めて知ったけど、まあこういう分別が必要だと思うけどねこの手のものについては。

こんなのあるんですね…誰が主催者なのでしょう。コンセプトが最低すぎてドン引き。誰がどう考えてもこの企画者こそ紛う方なきミソジニーオブザイヤーだと思います。https://t.co/eXrRvKK7lQ https://t.co/liDCIZtidm pic.twitter.com/dTtH5l9sgO
— 末永ゆかり (@yukari_suenaga) 2023年12月12日

「ミソジニーオブ・ザ・イヤー」とか、名誉毀損なら論評としても限度を超えているし、社会通念上許される限度を超えた侮辱にもなるのではないか。賛同者達は訴えられるリスクもあるし、これを肯定的に紹介する弁護士は懲戒請求されるリスクもあるよね。 https://t.co/dAnVmf9ads
— 高橋雄一郎 (@kamatatylaw) 2023年12月12日

ミソジニーの説明はこちら。見えている部分で十分にわかるはず。

sports-for-social.com

誰かにミソジニーというレッテルを貼りたいという行動意図があり、それがこのオブ・ザ・イヤーなるものを作り出したのだろう。国内・国際という範囲の違いはあれども同じ構図である。

化石賞に話を戻すけど、受賞理由はこちら。声に出して読んでも意味がわからないかもしれない。

そのわずか数時間後に、同じ演台に立ったG7議長国、日本の首相が、「排出削減対策の講じられていない新規の国内石炭火力発電所の建設を終了していきます」と述べたのです。この発言は、既存の石炭火力発電を維持するだけでなく、排出削減対策を講じている石炭火力は新設すると受け取られてもしかたがありません。日本政府は、火力発電に対して、まだ実証段階の水素・アンモニア混焼を2030年に20%程度混焼する計画を立てており、それをもって「排出削減対策を講じている」と言い訳して、石炭火力を温存しようとしているのです。

COP28現地発信：日本が「化石賞」を受賞しました｜WWFジャパン

まず、最初のセンテンスから抜粋。