全銀ネットの障害、さらにわかってきた。
「ハードの物理メモリー不足によるものではない」(NTTデータの鈴木正範取締役副社長執行役員)とし、金融機関名テーブルなどのテーブルを生成するプログラムに原因があると見て調査しているという。
10月7日から9日にかけて実施した中継コンピューター(RC)の更改作業ではOSを32ビットから64ビットに変更した。鈴木副社長は「64ビットOSへの変更に当たり生成プログラムを64ビットに対応させなければならない箇所があったが、その部分に不具合があった」との見解を示した。
メモリがどうのって話はガセだったと。メモリって話が出てきた時もハードウェアだとは思わなかったけどな。ハードウェアなら特定の1金融機関くらいでしょ。ハードウェア原因であんな数の金融機関で同時に障害起きるなら、全銀ネット以外でも同一型番メモリを使っているはずなのでよそでも障害起きてるでしょ。なので、あくまでもソフトウェア的にメモリをうまく使えないとか壊したとかならあるかと思うけど。
これについてのNTTデータのリリースはこちら。本文短い。172文字。
現時点でご説明できる全国銀行データ通信システムの障害の状況と今後の取り組みについて、別紙の通りご案内申し上げます。
その別紙がこの4ページ。
マジでこれだけ?まあ、取り組みだからこんなもんか。ってそんなわけあるかーーー。会見見てた人いたらしい。
NTTデータの全銀データ通信システム障害に関する会見、わりと細かいところまで説明してくれたので、簡単にメモ。10/10の障害はRC17(32ビット)→RC23(64ビット)への更改で発生、RCに環境を構築するためのテーブル(NTTデータ開発)が破損、事前テストもすり抜けしてたそう。https://t.co/PbrIYexcvv
— GOMI Akiko (@g3akk) 2023年11月6日
一連のツリー、XTECHよりちょっと詳しい。