いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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またタイトル詐欺である。

 

news.livedoor.com

 

タイトルを貼っておく

 『1000円弱は「1000円以上」?若者の「誤用」なぜ多い 専門家が指摘する「記号接地力」の弱さとAI・ネットの影響』

 

中身を見るとタイトル詐欺だと分かる。

J-CASTニュースでは9月14日から「1000円弱」の意味を「1000円未満」か「1000円以上」のどちらで捉えているか、読者アンケートを実施し、10月17日時点で4572票が集まった。そのうち780票(17%)が「1000円以上」を選んでいた。年代別の票数と比率は以下の通りだ。

 

10代・・・130票中39票(30%)
20代・・・158票中37票(23%)
30代・・・450票中83票(18%)
40代・・・1119票中216票(19%)
50代・・・1462票中205票(14%)
60代・・・853票中128票(15%)
70代以上・・・400票中72票(18%)

 

いや、詐欺じゃないかもしれない。単に数字を見るリテラシーが不足しているかも。

 

パーセンテージで見ても10代の30%は高いけどじゃあ40代19%はどうなの?30代18%より高いじゃん。

先に書くべきなんだろうけど、各年代の母数を見たら「パーセンテージ見てもなあ」って感じだよこの数字。10代は130票、一番多い50代は1462票だよ。10倍以上の差である。これ単純に比べていい数字じゃないじゃん。

しかしJ-CASTニュースの読者アンケートに大人数が答える50代って。50代暇すぎるだろ、そんなわけないだろ色々忙しいだろ50代w

 

ではそんな感じの数字だと把握したところで『専門家が指摘する「記号接地力」の弱さとAI・ネットの影響』はなんだろう。

アンケートでは、10代から20代の若者の中で、「弱」を誤った意味で捉えている人はともに20%を超えていた。若者にとりわけ誤用が多いのは、なぜなのか。

 

深谷氏は、記号接地がうまくいっていない人が「1000円弱」の意味を理解しようとする場合、「弱」「強」という言葉の感触から、自分の感性で「プラスアルファの中で、程度の強弱の違いを表す言葉」のように独自に解釈するのではないかと推察する。

 

記号接地の力が低い若者がいる理由として、言葉を理解する経験、場面が少ないことをあげる。理解するプロセスで、適切なアドバイスをもらったり適切なリソースから学んだりする機会がないまま、言葉を使うようになる場合があるという。

 

言語感覚や言語センス、察しの良し悪しの問題もあるとする。学校やテストで勉強する言葉は限られてくるため、言語感覚が磨かれない子どももいる。自分で適切に意味を予測する力が弱いと、ずれた解釈になる。

 

こうした背景には、インターネットや人工知能(AI)の発達があると指摘する。

 

母数があまりにバラけているので全体でパーセンテージを取ると、4572票中780票が誤用でありそれは17%である。17%を下回る年代は50代、60代しかない。流石に70代以上にインターネットやAIの発達は関係無いだろ。

いや40代も関係ないと言っても過言ではない。40代で一番若い40歳が小6 12歳が1995年、日本におけるインターネット普及黎明期である。そして概数という概念を算数で習うのは小4である。概数の中で○○強とか○○弱って習ったか覚えてないけど。オレの場合なんでも乱読する小学生だったから普通に小2くらいには辞書引いてたと思う。

 

ネットの影響はギリ30代からだろ。10代20代は影響あるけど。でも、本件に限って言えばネットの影響があるとも無いとも言えないっていうのが答えだろ。

 

これは記事書いた奴がパーセンテージだけ見て「こ、これは若者がっ」って思って記事書き始めてインタビュー先にもパーセンテージを伝えて答えてもらったパターンか?これ母数見てたらこんなこと言わないだろ。

なぜ誤った使い方で「弱」という言葉を使用するのか。「例解学習国語辞典」などの編集委員で、NPO法人こども・ことば研究所理事長の深谷圭助・中部大学現代教育学部教授は18日、J-CASTニュースの取材に、「記号接地」という概念で解説する。

 

母数見てもこれを言ったなら、教授の専門外で悪いんですけど小5小6算数からやり直しな。もしくは自説に拘泥しないようにする訓練が必要。

ああ、確かに漢字辞典読んでたなw学力?なにそれ。

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