いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

古いエントリのサムネイル画像がリンク切れになってたりするけど、チマチマ修正中


インターネットは誰のもの?

いやあ、なかなかおもしろい。

 

昔は「インターネットください」っていう暴言(?)を吐く人も多かったけど、現代においてはスマホを始めネットワークにつながっている端末が普通に皆様のお手元にあって、わざわざ「インターネットください」って言わなくなった。

 

togetter.com

 

確かにこれは聞かれると困る奴だ。相手がどこまで分かるかっていうのもある。答えにくい。

 

元々の成り立ちはおいといて、現在ということで言えばこれなんだよな。

 

単一の国とか単一の事業者とかのものじゃない。みんなが接続しあって成り立っている。このまとめ見るまで気付かなかったけど、小5か小6の夏休みの自由研究にもってこいじゃないか。

 

 

ファイバ事業者はわかるよね。ADSLは廃れたし。ケータイ回線しかもってない人もいるかもしれないけど、自宅に回線を引き込むってことになると今はほぼ光ファイバ系統だし。末端がどうかは別として。

 

海底ケーブル事業者もわかるよね。海底ケーブルは海を渡るために必要。あ、書かれていない奴だと海もあるけど空もある。衛星経由でもインターネット通信が可能。お高いけどね。でも、ちょっと立ち位置違うか。まあ、海があれば空もあるということで。

k-tai.watch.impress.co.jp

 

ISPもわかるはず。ケータイ回線もこっちに入る。ウチのマンションはISPは某社なんだけど個別の契約は不要でマンション契約の中に含まれていて、多分電話契約してない部屋の人は全く気にせずネットが使える。ウチは電話番号と電話の接続が欲しくて契約しているけど。そういう意味ではISPわかんない人もいるか。

携帯電話会社がISPだって知らなきゃ、ISPと個別に契約している概念ないもんな。「ギガが減る」「ギガ足りない」とか言ってる人たちとかw

www.ntt.com

 

多分、仕事でデータセンタの選定とかしないとあまりなじみがないのがIXだと思う。ISPの上位で相互に結び合っているんだけど、このデータセンタはどこそこのIXだからとか考えてレイテンシが低い選択とかする。

www.qtpro.jp

IXとかISPとかがどういうルートでつながっていくのか調べると、なかなか面白いよ。

 

レイテンシってのは遅延のことなんだけど、回線速度は高いはずなのに遅い時はレイテンシ大きいとか小さいとか調べる。

www.idcf.jp

レイテンシとは、データ転送における指標のひとつで、転送要求を出してから実際にデータが送られてくるまでに生じる、通信の遅延時間のことをいいます。
この遅延時間が短いことをレイテンシが小さい(低い)、遅延時間が長いことをレイテンシが大きい(高い)と表現しています。

ルーティングも一つの要因なんだけど「え、そっち通ってるの?」とか妙なことが起きていることも無くはない。

 

インターネットのネットワーク部分のみならほぼ上記ポストの通りなんだけど、それじゃコンテンツが何もないことになる。実際にはこの上のレイヤにデータセンタとかクラウドとかCDNとかが出てくる。

shigeo-t.hatenablog.com

データセンタの話を語ってしていて、「サービサー」は無いよねって話。

 

多分データセンタとかクラウドって言われると、まあなんとなくサーバとか動いているんでしょって理解でいいんだけど、CDNはわかりにくい。キャッシュしてくれるサービスである。

雑に説明すると、たとえば動画でもニュースサイトでもいいんだけど、大勢が同じものを見るような静的なコンテンツがあるでしょ。その時に、自前のサーバだけで対応しようとするとすごく増強しなきゃいけないけど、CDNに負荷を分担してもらえれば全部を自前のサーバで送り出す必要が無くなる。

有名どころだとAkamaiとかCloudFlareとか。画面に出てきて見たことある人もいるかも。

あと、静的なコンテンツって書いたけど動画が静的なコンテンツって整理なのは、送り出しているコンテンツ自体はもう変わらないから。いや、動的なコンテンツもCDNのお世話になるけど、まあわかりやすく説明するとこんな感じ。

www.akamai.com

 

とにかく色々なものが色んな形でつながってインターネットを形成しているので、調べてみると面白いと思う。ほんと、小5小6の夏休みの自由研究に最適。

今見ると「当時のインターネット認識ってこうなのか~」って味わい深い。違うけど(違うんかいwwww

サスペンスとしては面白いよ。

お時間あったら、他のエントリもクリックして頂ければ幸いです。