PCデポの謝罪文、謝っていなくて鼻水出たw
弊社サービスに対するインターネット上のご指摘について | PC DEPOT|パソコン販売・修理・買取・データ復旧
短いので本文を全部引用する。改行は原文ママである。
この度は、弊社のサービスに関しインターネット上をお騒がせし申し訳ございません。
ご契約者様とご家族の皆様には、ご理解・ご納得いただけるように働きかけをしてまいる所存です。
またお客様、特に高齢者のお客様に弊社のサービスをより十分にご理解いただきご
契約いただけるように改善策を検討して参ります。改めてご報告申し上げますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
タイトルもそうだけど、お騒がせしているのはネットだけじゃない。株価は-7.37%下落してる。
この度は、弊社のサービスに関しインターネット上をお騒がせし申し訳ございません。
流れはこんな感じ。
PCデポの話の流れ
— 裏技君 (@urawazakun) 2016年8月16日
爺「ぱしょこん修理したらな、iPadもらってん」
息「月15000円とかアホちゃう」
お店
店「ラシャイ」
息「解約やでしかし」
「20万です」
「無理」
「それじゃ10万」
「恨み晴らすからなあ~!」
息子「ってことがあってん」
(続)
— 裏技君 (@urawazakun) 2016年8月16日
togetter
「マジかよPCデポ最低だな」
「店の意見も聴きたい」
「違約金の根拠なんぞこれ」
「本体4万、東洋経済3万、日経ビジ4万、プラン6万…確かに20万」
2ch
店員「内部告発しまあああすwww」
住民「なんやなんや」
「iPadな、まだ店で眠ってるねん」
以前にジャストシステムの時にも書いたけど、こういう時に「オレ悪くないもんね」って書いちゃうの、レピュテーションマネージメント的には最も下策。
ご契約者様とご家族の皆様には、ご理解・ご納得いただけるように働きかけをしてまいる所存です。
コレ、謝ってない。単なる齟齬扱い。これじゃあ火に油である。
普通はこういう第一報では「事実の確認に務めます」で時間を稼いで、第二報以降で事実関係を詳らかにし、きっちり謝ったという姿勢を示すことで火消しができる。事実関係の公表をする前に『ご契約者様とご家族の皆様には、ご理解・ご納得いただけるように働きかけ』とか書いちゃうのはかなり好戦的である。
ネットを見ていると内部告発も出ているようである(気になったら探してね)。真偽は分からないが。この調子ではまだまだ出てくるだろうし、レピュテーションだけでなくリーガルリスクも明らかになる。
PCデポにおかれましては、早めに収束させるためには、きちんとクライシスマネジメントのコンサルを入れたほうがいいんじゃないでしょうか。今回のリリースを出した取締役管理本部長に任せていたら、どんどん延焼しまくりそう。 こういうことは、普段頭を下げ慣れていない人に仕切らせちゃいかん。
- 作者: チャールズ・J.フォンブラン,セス・B.M.ファンリール,Charles J. Fombrun,Cees B.M.Van Riel,花堂靖仁,電通レピュテーションプロジェクトチーム
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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