こんなコメント書いてみたけど、生捕り(いけどり)直送方式には欠陥があるなと思い直した。まあ、制度を考えるのが好きなだけなんだが保護熊制度について考えてみる。
殺すなって言う奴の家に生捕り直送でOK。その程度の責任感もなく殺すなって言わないよね。殺処分しますってアナウンスして、殺すなって連絡して来た.. https://t.co/L2gtpLVn5G
— ꧁🐶꧂ (@shigeo_t) 2023年10月5日
「【県庁に電話】秋田県のクマ3頭「なぜ殺したのか」…県外から苦情殺到」https://t.co/Kge4heS84z にコメントしました。
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殺すなって言う奴の家に生捕り直送でOK。その程度の責任感もなく殺すなって言わないよね。殺処分しますってアナウンスして、殺すなって連絡して来た奴先着〇名様に直送して差し上げればいい。
欠陥を少なくするための制度を考えてみる。
- 生捕り直送するだけでは問題がある
- 拒否?マネタイズしようよ
- 麻酔銃?
- きちんと飼えるか
- 山に返せと言い張るだろう
- 山にも返せない、個人で飼えない、どんぐりも撒けないならどうしろと?
- コールセンターの準備
- 結論
生捕り直送するだけでは問題がある
そこで生活している人の事を考えもせず、「かわいそう」ってだけで業務妨害の電話を掛けてくるバカだということを失念していた。
生捕り直送したところで、きちんと飼うとは思えない。「かわいそう」というだけでは済まない。熊を生かしておくための責任を無理にでも果たしてもらう。
拒否?マネタイズしようよ
市外局番を一括拒否作戦も一理あるけど、金にしよう。
これ、クマ駆除後にかかってくる「クマが可哀想」の馬鹿電話も、県外からのものは一括拒否出来るように出来んもんかな。 https://t.co/n4aQaxabZd
— 唐沢俊一 (@karasawananboku) 2023年10月6日
麻酔銃?
撃てる人あまりいない。
「熊が可哀想」て言うなら、獣医になって猟銃所持する所からスタート!!
— ちょぱり@ハイボールと踊る (@chopariG) 2023年10月6日
道筋出来たね!
どうしたら良いか?が分からんから最前線の人に文句付けてるだけのケースも多いだろうから、コレからは夢が叶う。
(資格取得までの道のりで、考えが変わると良いなぁ) https://t.co/bMSj5HzTWj
「なんで麻酔銃撃たないんだ?」は↓の通りだそうです。
— ねこのメ (@nekonom63385142) 2023年10月5日
北海道ライフ満載の「百姓貴族」マジで面白いですよ~。 pic.twitter.com/z8DmJ5ZOiH
バカでも思いつくようなことはみんな考えるんだよ。でも制度などが対応できていない。あと、麻酔が効くまでに大暴れされたら結局銃殺を選ばざるを得ない可能性もある。
きちんと飼えるか
マンション・アパートでは無理
保護犬、保護猫の制度を参考にすると、実際に飼えるかどうかの確認フェーズがある。そういう意味ではペットショップで犬猫を買ってくるよりもハードルが高い。
問題は、熊は仮にツキノワグマだとしても犬猫よりも大きい。ツキノワグマより大きい犬種は少ないし、猫類に至ってはツキノワグマよりも大きかったら猛獣であって猫ではない。
もちろん、ヒグマともなればツキノワグマよりもさらに大きく、さらに獰猛である。
熊をマンションなどの集合住宅で飼うのは無理である。もちろん、捕獲時に使うような檻では小さすぎて熊がかわいそうである。
庭付き檻付き一軒家に住んでもらう
きちんと飼育エリアを設定でき、逃げ出すことが無い動物園並みの場所が確保できる庭付き檻付き一軒家に住んでもらう。家については公的機関が斡旋はするが、費用は保護熊を飼育する者の全額負担である。「かわいそう」というだけで抗議の電話ができる程度の行動力はあるので、当然費用の負担は当人が責任をもって行うべきである。
現在の仕事だの学校だの、知ったことではない。庭付き檻付き一軒家に移住してもらう。
こうでもしないと飼育崩壊が起きかねない。飼育崩壊した時、犬や猫程度の被害では済まない。近隣の住民に迷惑が掛かる。庭付き檻付き一軒家、鳴き声(吼え声)の大きさや臭いを考えると市街地では難しいだろう。田舎暮らしになるだろうが、その方が熊も元々の居住地域の環境に近いのでありがたいのではないか。
飼育崩壊は動物愛護法などの関連法規をフル動員して取り締まり、厳罰に処すってことで。この部分、手抜き。
山に返せと言い張るだろう
どうせ、自分では飼うつもりもなく山に返せと言い張るはずである。
山に返す費用の負担
いいでしょう。山に返しましょう。でも、熊は知能がある動物である。現在、捕獲した熊を殺処分せざるを得ないのは、一度人里を覚えた熊はまたやってくるからである。キリがない。
楽に食物を手に入れられる環境を知ってしまったら、ちょっとでも山で食物が不足したらすぐに降りてくる。
秋田の事例を見てもわかるように、生捕りするには相当の人員数が必要である。人が住んでいない地域であれば銃殺できても、人の居住エリアでは簡単に発砲できない。警察官を数十人単位で動員し、捕獲班や避難誘導・警備班などのように組織を動かす必要がある。その費用を「かわいそう」という奴らに負担してもらうのである。しかも、熊が人里に来る都度である。今は子熊でも、将来子供を作ったらその子孫も人里に来るかもしれない。その都度費用を負担してもらう。
補償費用は熊に襲われて怪我した人死亡した人、家や小屋や車両などの財物に傷を付けられたとか、田畑や保管している何かを食われたとかの補償にも当然全額負担してもらう。この手の損害で当事者でもないのに入れる保険など無いだろうし、キャプティブとかファイナイトとかは使ってもいいことにする。
キャプティブ知らない?ファイナイト知らない?知らんがな。
いや、十分に資産があっていつでもすぐに数千万円、数億円と補償できるなら、別にキャプティブもファイナイトも使う必要はない。とにかく損害発生に応じ、1週間程度で支払える能力を担保してもらう。共済や損害保険などで素早い支払いを謳っている商品と同程度の支払い日数を実現してもらおう。
「かわいそう」というだけで抗議の電話ができる程度の行動力はあるので、当然費用の負担は当人が責任をもって行うべきである。
山にドングリ撒くというバカもいる
実在するから困る。
生態系への影響などに対する懸念
どんぐり運びの生態系に与える影響や効果が未検証であることを懸念する意見もある。他地域のドングリや自生しないドングリ、さらにドングリに寄生するゾウムシ等の幼虫・菌類・細菌が生きたまま森林生態系に持ち込まれている。このことは、本来分布しない生物の侵入(国内外来生物)につながる可能性がある。また、同じ種が分布している場合は、他地域から持ち込まれた個体が以前から自生していた個体と入れ混じり、場合によっては交雑して、地域間の遺伝的な差異(地理的変異)を撹乱する(遺伝子撹乱または遺伝的撹乱)危険性がある。協会は2004年のどんぐり運びにおいては「集めたドングリを一昼夜水に浸してから山に置く」としていたが、この論文では、浸水処理の後も多くのドングリの発芽力が保たれ、寄生昆虫の生存率も高いことが示されている。協会は2006年・2010年のどんぐり運びでは浸水処理は行っていない。
生態系を壊す重大な犯罪である。取り締まるべきである。この犯罪行為を山に返す理由にしてはいけない。
ヴィーガン?
入れる大項目が無いのでここに入れておくけど、一定数ヴィーガンも抗議してきそうである。つまり、熊を食うなんてという抗議をしてくる奴もいる可能性があり、かなりの確率でヴィーガンではないかという話である。。
クレーマー「私は肉や魚は食べない」
応答者「それがどうした?」
クレーマー「熊を殺して食べるな」
応答者「植物はいいのか?」
クレーマー「植物は痛がらない」
応答者「植物にも外傷を伝える電気信号があるという研究結果があり、
痛がっていないという証明はできていない」
応答者「肉や魚だけじゃなく、植物も食べないというなら抗議は聞く。
どうか?」
応答者「無機物以外食べないようになってから電話して来い」
応答者「無機物でも植物由来はダメ。」
泣くまでやりてえ(悪趣味)。H2OとかNaClとか重曹とか食用の無機物はあるにはある。さすがにこれだけでは栄養不足で死にそうだけど。土でも食っとけ。
山にも返せない、個人で飼えない、どんぐりも撒けないならどうしろと?
クマ牧場形式
山にも返せない、個人でも飼えない、どんぐり撒くなど犯罪行為である。どうするか。「かわいそう」という奴らに費用を負担してもらい、クマ牧場形式での共同飼育しかないだろう。熊には悪いけど仕方ない。個人宅よりは広いエリアが用意できるし、専門家を雇用でき、管理もしやすいので飼育崩壊も無い。
あまり遠くに運ぶのもかわいそうなので、熊が発生した地域ごとだろう。都道府県別くらいな感じか。それとも山脈単位か。行政区分より、山を中心に考えたほうが良さそう。
「かわいそう」というだけで抗議の電話ができる程度の行動力はあるので、当然費用の負担は当人が責任をもって行うべきである。
費用未払い対策
自宅で飼育の場合は費用の徴収は必要無いが、クマ牧場形式とした場合は共同運営である。その運営費用の未払い対策が必要となる。
銀行口座から自動引き落としかカード払いなど、既存の毎月徴収できる徴収システムを使うことになる。問題は、その手続きをしない場合。水道料金や電気料金などは手続きをしないと開通しないので、その手続きをサボるバカはめったにいない。盗電するバカはいるが。
そこで未払い対策としてはファクタリングだろう。すぐサービサーに投げちゃう。クレジットヒストリーにすぐに傷付けちゃう。ローンが通らないとかクレジットカードの枠が小さくなっちゃうとか、今持ってるローンの返済を全額すぐに求めるとか、社会生活に困るようにしてあげれば手続きをサボるバカを抑止できる。
「かわいそう」というだけで抗議の電話ができる程度の行動力はあるので、当然費用の支払いが滞った責任も自己負担である。
コールセンターの準備
自宅で飼育するにせよ、クマ牧場形式にせよ熊が出た地域の役場に電話がくることには変わりがない。こういう時はシェアドサービス化が有効である。ノウハウの蓄積が見込める。熊出没の都度、その地域の役所の担当者が対応するのは大変である。日本の場合、公務員の余剰はない。余剰が無いのに削ろうとするバカが多過ぎて派遣社員を使ってワーキングプア化が問題となっているのに余剰が無いのに削ろうとするバカが多過ぎて(以下省略)。
熊出没の報が出たら、受託しているコールセンターに熊対応係が立ち上がり、熊出没地域の役所から転送電話を受ける。役所はIVRで「お電話ありがとうございます、通常業務の方は1を、クマの方は2を。2ですね。担当の者におつなぎ致します。」のあと、コールセンターに転送しちゃう。
費用の負担は当然公費を使わない。ナビダイヤルである。
全国共通の「0570」に続く6桁の専用番号を利用して、
あらかじめ指定した電話番号におつなぎするサービスです。●電話番号を「0570」に統一
●通話料金は発信者負担
●ご希望の窓口にダイレクトに接続
●ご契約企業さま側で設備の準備は不要。
短納期で構築可能。
窓口はコールセンター業者に一本化である。「かわいそう」というだけで抗議の電話ができる程度の行動力はあるので、当然費用の負担は当人が責任をもって行うべきである。
「熊出没注意に伴うバカ出没注意コールセンター」(長い)という呼称でいい。
抗議の電話した月は「なんか電話料金高いなあ」である。抗議電話分については徴収漏れが無い。抗議したという満足感を与える。受益者負担である。
あと、IVRでバカよけされていることに気付いて「お電話ありがとうございます、通常業務の方は1を、クマの方は2を。1ですね。担当の者におつなぎ致します。」のあと、役所の人に抗議しようとするような無駄に洞察力があるバカもいるだろう。さすがにクマの抗議は通常業務ではないので、威力業務妨害で「もしもしポリスメン」でいいと思う。
あと、番号非通知は最初から受け付ける義理は無い。IVRが「番号を通知してお掛け直しください」と応答すればいい。
結論
結局、生捕り直送で周囲に迷惑を掛けられても困るので、田舎の庭付き檻付き一軒家かクマ牧場形式で飼育してもらう。クマ牧場形式の場合、掛かる費用は全員で頭割りである。飼育頭数が増えると大変である。
他の大型獣にも適用可能である。でもクジラとかだと抗議するようなバカの自宅には海が無いんだよなあ。
かわいそうとか言うだけで、責任を果たさないという「社会へのフリーライド」は許さない。