いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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トータルで見ると、自分がやった方が早いってことはない

我慢はよくない(一般論)。

 

togetter.com

 

冒頭はこのツイート。

 

多分みんな「『自分がやった方が早い』という理由で部下の仕事を奪うのは良くない」からという文言に囚われすぎではないか。

 

この言葉をお勧めしたい。

ja.wikipedia.org

やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ
— 山本五十六

 

全部奪ってしまうのは本当に良くない。一方で遅いヤバいって時に一緒に一部をやってみせるのは問題無い。部下の人が遅い時には、何か理由があるはずである。一緒にやってみせることでどこに課題があるのか見つかる場合もある。意外と作業の進め方がきちんと把握できていないから遅いとか、クリティカルパスを把握していないから手戻りが多いとか担当したばかりの時には多い。

 

また、別のアプローチもある。上のアプローチは担当してもらっている作業に注視しているが、こちらはプロジェクトマネジメント観点である。やはり、部下の人が遅い時には、何か理由があるはずである。複数タスクを割り振っている場合、人によっては「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」とパニくってどれにも注力できないこともある。それならば、遅くて『自分がやった方が早い』と思っている作業に注力させ、それ以外の担当部分を(一時的に)引き取る方法である。単純だけど時間が掛かるタスクを別途担当してもらっている場合は、そっちを引き取って他のメンバーに振ったり自分で片付けておけば本来迅速に進めて欲しい作業に注力させることができる。

 

あと、どうしても向いていない場合もある。それは担当替えが必要だろう。自信を無くさないようにケアする必要はある。

 

「『自分がやった方が早い』という理由で部下の仕事を奪うのは良くない」というのは育成上正しい言葉ではあるが、金科玉条ではない。少し状況をずらすことで改善できる場合が多い。

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