いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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仕事ができる人が管理職(リーダーやマネージャー)に向いているとは限らない

こんなツイートを見た。

 

引用リツイートの元はこちら。

 

昔書いたものがある。

shigeo-t.hatenablog.com

 

確かに日本企業の場合、昇進は仕事ができる人を選抜しがち。以前書いたエントリではリーダーとマネージャーは別と書いたが、同じように仕事の能力とリーダーやマネージャーの仕事も別である。

 

よくありがちな話としては、営業成績がいい営業を課長に抜擢したら本人の成績はいいけど部下の成績は振るわず課としては成績が未達とか、能力の高い技術者を課長に選抜したけど部下の能力が伸びず部下の分の仕事まで課長がやっているとか。

 

プレイヤーとしての成果を求められている場合もあるので一概には言えないが、それでも役職者になったらその管掌範囲全体のマネジメントが第一に求められているわけで、部下に勝って「オレSUGEEEE」とか企業としては求めてない    はず。

 

難しいのは、その上の上司もほとんどは似たようなものだったりするところ。それでもさすがに課長から部長になるのは狭き門だし、その上に行くのはさらに狭き門。マネジメントを身に付けずに昇進するケースは少ないと思いたい。

 

スーパー営業やスーパー技術者などを、管理職じゃなく管理職相当の給与、待遇で処遇できる制度を持たない企業ではどうしてもこのようなミスマッチが生じる。

 

昇進・昇格したら現場仕事はほどほど、あるいは部下に任せてマネジメントに注力するか、昇進・昇格を拒否するとか、仕事できる人間でもそこまで自分や自分の役割が分かっている人間は少ないんだよなあ。

オレが最初に入った会社の同期でマジで主任への昇進・昇格拒否してた奴がいた。その時はオレの部下になってた。もちろん、昇進・昇格の話が出る(というかオレは推薦した)くらいだから仕事はきちんとできるんだけど。管理職向いてないし、管理業務なんかやりたくないって言ってた。管理職じゃなく管理職相当の給与、待遇で処遇できる制度が無い会社だった(今は知らん)ので、今もそのままなら給料安いままなのかなあ。

 

ということで、処遇制度の問題もあるのでこの問題は難しい。ノーベル賞取るくらいまで突き抜けると歴史ある会社でも制度を変えるパワーあるけど。

 

あと全くのネタなんだけど、日本では女性の管理職が少ないって言われるけど中学・高校・大学では多いんじゃないの?だって男子の運動部には女子マネージャーが付き物じゃん。女子の運動部にもマネージャーがいればやっぱり女子マネージャーじゃん。基本的にマネジメントしないけどww

あったねえ、こういう本。

 

なんでマネージャーって呼ばれるようになったんだろう。マネジメントしないのに。

ja.wikipedia.org

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