まとめ読んだけど、結局何が無駄なのかはわからなかった。
前にも書いたけど、税金とは集める時の名称である。
租税(そぜい、(英: tax)とは、国や地方公共団体が公共財や公共サービスを提供するにあたって、法令の定めに基づいて国民や企業などの主体に、必要経費などの捻出方法として負担を強制する金銭(通貨、お金)で、日本では税金(ぜいきん)と言われる。一部の国で国防に係る徴兵制などが見られるが、安定した税収を確保するため、物納や労働を採用することは減ってきている。 税制(ぜいせい)(租税制度)は、歳入(財政)の根幹および政治や経済(経世済民)の要因となる。商売や契約・取引などの行為および所得や有形無形の財産などに対して税を賦課することを課税(かぜい)、課税された税を納めることを納税(のうぜい)、徴収することを徴税(ちょうぜい)、それらについての事務を税務(ぜいむ)という。
ね、課税・納税・徴税と金を集める話しか出てこない。ここでどうやって無駄遣いをするの?小学校の時に習っているはずである。
小学3年生の時に、
その建設や運営には租税が重要な役割を果たしている
と習ったことを公共事業=税と思い込み、小学6年生で習っているはずの
勤労や納税の義務
を理解していなかったということになる。
もうそろそろこの「税金の無駄遣い」という誤用はやめようよ。
歳出を詳細にを見れば無駄遣いはあるかもしれないけど、それは「税金の無駄遣い」ではないことがわかる。まず歳入。
歳入の多くは税であるけど、印紙収入や公債金、その他の収入もあり全体としてみると税以外も1/3程度ある。
続いて歳出。
歳出のほうに出てくる「税」の文字、「地方交付税交付金」しかないでしょ。しかも「税」で終わらずに「交付金」で終わっている。つまり税そのものではなく交付金である。さらに言えば一般歳出でもない。
この歳入・歳出のグラフを見てなお「税金の無駄遣い」と言える?
予算の1/3程度は税収以外だし、歳出しているお金には「税」は無い。小学校社会科で習っているはず。恥ずかしいから「税金の無駄遣い」って言うのはやめようよ。
じゃあなんと呼ぶべきか。「公金」でいいだろ。間違いなく歳入と歳出を全部包含する。