こないだ書いたばかりなのに。
今回はこの件である。
もし店舗でのオペレーションで顧客から「d払い」と言われれば当然QRコード支払いが想定されるため、アプリ上にiDとの表示はあるものの、販売現場に無用な負担が強いられないか心配ではあります。本サービスを利用するつもりの利用者はあくまでも「iDで」と言うようにしてください。
普通の生活において、本来の言葉から省略された言葉が主流になることはよくある。例えば前世紀に日本で起こったのは「スーパーマーケット」→「スーパー」。他国のことは知らないし調べない。
本来的には小売りなのでマーケットにすべき。スーパーマンだってスーパーボウルだってスーパーである。
あ、コレ商標的に日本では売れないんじゃ?
それ以外にも前世紀終盤から今世紀に起こったのは「携帯電話」→「ケータイ」。電話だろ~。
今回のすまほんで示された問題は、iDをdocomo回線契約者以外にも拡充する話。拡充時にiDを名称の頭にしておけば、実際の決済場面で記事のような問題は起きないのに対し、「d払いタッチ」という名称にしてしまったので、誤用が心配されるという話である。
d払いをiDに対応させたので「d払いタッチ」にしたのだろうけど、センスが無い。決済の場面での混乱を考えれば「iD〇〇」にすべきである。そんなもの気にしなかった説を推す。
そもそもdocomoのiDは先行するEdyにそっくりな発音で、現場で無用なやりとりが多発させている。前科ありである。よほどはっきり発音している人以外は、「え?iD?Edy?」になる。おまえら中心に世の中廻ってねえ(一部、docomo中心に廻っている世界観はあるw)。
ジャスコイオン系の決済、ポイントサービスもわけわかんないし、楽天もEdyとその他の決済などとの関係性がわけわからん。セブン系もそう。あちこちで乱立させて途中で名称変えたり統合したり分離したりして、利用者はまじめに調べないとわかんなくなる。
担当者・担当部署(場合によっては運営企業)が異なるからという大企業ならではの事情はわかるけど。わかりたいのはそこじゃない。
ブランディングを考えると、先行するiDブランドがあるのにd払いブランドを追加すべきではなかった。オレならダサいと思うけどd払いは「コードiD」にした。そして従来のiDは「タッチiD」。ダサいかどうかより利用者、決済時に混乱させないことが優先されるし、ブランディング的にもiDがより際立つ。d払いがダサいとか言うなw
「コードiD」なら(QRやバー)コード決済であることが明確だから、実際の決済時に請求者側はコード決済対応できるし、iDの系統であることを利用者側に持たせることができる。同様に「タッチiD」にすればタッチ決済であることが明確である。さらにEdyとの聞き間違いは起きにくい。ただ、上記に挙げた例だと「iD」がどこかに行って「タッチ」しか言わない利用者が出る可能性は否めないw岩崎良美か?www
あ、「タッチ」で思い出した。都内某所の某立ち食いそばチェーンの店舗において、テイクアウトの注文が入ると「テイクで~」「テイクで~」とおばさん店員(食券売り)おじさん店員(調理担当)の伝達コールが始まるので、蕎麦食いながらもやもやしていたのだった。テイクオフでもするんか?テイクアウト以外でも提供(テイク)してるだろ。