このまとめにはコメントせず、𝕏のポストにも書いたけどきちんと整理しておく。
はてなブログのブログカードだとタイトル全部見えないな。貼っておく。『知り合いの将棋好きな人が「藤井聡太は悪くないんだけどあんまり好きになれない」みたいな話をしてたがその理由がちょっと意外だった』
この手のアンチは分野を問わず多いので意外でもなんでもない。こういう奴(知り合いの将棋好きな人)の方が不愉快。
藤井聡太のことは大好きなんですが、知り合いの将棋好きな人が「藤井聡太が大暴れしすぎた結果他の名だたる棋士を雑魚だと思ってる人がめちゃいてマジで不愉快だから藤井聡太のことをあんまり好きになれない、藤井聡太は悪くないんだけど」みたいな話をしてて、そういうのもあるのか……と思った
— 汚泥灰 (@pesopesojamp) 2023年10月11日
関係無いんだよ。藤井聡太氏は頑張って八冠獲ったけど、一般の人が他の棋士を雑魚と思うかどうかとは。この手のアンチは本当に分解能が低い。関係ないことを勝手に結びつけて嫌うとか、理不尽過ぎるだろ。本人も努力しようがないじゃん。八冠めの王座戦、負けておけばよかったのか?
八冠はすごいことだけど、好きになるかどうかを強制されるわけじゃない。将棋が好きということと、誰かがタイトルを独占することと関係ある?無いよね。八冠の話題が嫌ならスルーすればいいだけじゃん。
ボクシングとかの統一王者みたいに複数のタイトルをまとめて一戦で決めているわけじゃなく、色んなタイトル戦が色んなスケジュールで行われているわけで、今は八冠独占しているけど、また次のタイトル戦になればまた勝ったり負けたりする。応援する棋士がいるならその棋士を応援すればいいだけの話、藤井聡太氏で不愉快になる理由が無い。
ついでに書いておくと、八冠のようなお祭りごとがあると将棋界に注目が集まる。藤井聡太氏が活躍するまで将棋界は注目されてた?この注目度は羽生さん以来だろ。ひふみんとか、しばしば注目されることはあったけど継続性が無い。
注目されるということは、将棋界やプロ棋士が潤うということである。出演が増えたりイベントが増えたり出版が増えたり。実利がある。もっとストレートに書くと金が入る。アンチになるような人間には分からないだろうけど、真剣に戦って負けた側にも利はある。勝つに越したことは無いけど負けても利がある。
あと、一度藤井聡太氏が八冠を獲ったので、もしこのあとタイトル奪取した棋士は「あの八冠藤井聡太氏に勝った」という称号が付く。それは引退するまで活きる称号である。8つのタイトル、八冠誕生までにそれぞれの保持者がいたわけで、再奪取なのか新たな奪取者が出るのか、将棋界は盛り上がるだろう。
アンチになるような奴は、応援している棋士がいるとしても自分が自ら思いっきり足を引っ張っている存在だとは思っていなさそう。
誰かが凄いとかどこかのチームが強いとか、かならずアンチが出てくるけど基本的にそういうアンチが一番嫌いである。アンチという考えに至る奴は存在自体が醜悪で不愉快である。
素直に好きな選手や好きなチームを応援すればいい話である。わざわざ「嫌い」を表明する意味は何?もちろん、勝つ選手や勝つチームがあれば、負ける選手負けるチームもある。負けて悔しいは否定しない。応援していれば当然である。本人はもっと悔しいことが多いけど。
でも「負けた、悔しい」は勝者に対する「強すぎる、不愉快」ではない。そこをきちんと分けて考えることができないからアンチという醜悪な存在となる。
それに勝者とは言え別に批判してはいけないわけではない。正当な批判であれば。でもこの手のアンチからは正当な批判はあまり出てこない。さすがに「強すぎる、不愉快」は正当な批判とは言えないだろう。
あと、全タイトル総なめ八冠に対して「悪くない」は日本語ヘタ過ぎるだろ。じゃあなんだったら「良い」になる?どうせならないんだろ。
pas malはフランス語で「悪くない」である。このドラマに出てくる西島氏がシェフを務めるフランス料理店の店名である。絶対に見ろ。いや、見て下さい。お願いします。面白いから。
なぜこの店名なのかはドラマ内で説明される。最終話くらいまで見たほうがいいかな~(ダイレクトマーケティング)。
ドラマ内の世界観では、おフランス料理のシェフ界隈では「悪くない」が褒め言葉らしい。オレにはわからん。
まとめ。Not for meでいいかと思ったけど英語だと分からない奴もいるので、前田敦子先輩の言葉を贈る。
「私のことが嫌いな方もいると思います。ひとつだけお願いがあります。私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」
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おまけ。
アンチでも許されるパターンはあると思う。例えばスタジアムでサポーターが暴動を起こしたとか、優勝したからって道頓堀に飛び込むファンとかカーネルおじさんに酷いことするファンとか。ただし、チームのアンチではなくサポーターやファンのアンチということになる。これは正当な批判でしょ。
オレぐらいの年齢だとかつて存在した強烈なアンチ集団を知っていると思う。アンチ巨人である。ジャイアンツが負けさえすれば機嫌がいい。醜悪である。さすがにV9は勝ちすぎたかもしれないが。
他の5チームのファンなら分かる。あと優勝争い・順位争いの中で「巨人、大洋に負けてくれねえかなあ」も分かる(あえて古い例)。でも、どこのチームを応援するでもなくジャイアンツが負けさえすれば機嫌がいいというのは人として醜悪である。大切なことなので2回書きました。
社会人になって、初めてストレートにアンチ巨人を表明する人間を見た。「さすがに人してどうなんだろう」って思った。どこかのチームをいつも応援しろよ。そして巨人はお前のかーちゃんじゃない、依存し過ぎである。
今は、きちんと各チームのファンがそれぞれのチームを応援する形がメインで、アンチ〇〇はあまり目にしなくなった。
スポーツや囲碁・将棋やeスポーツなど分野を問わないが、アンチを見たらブロックするよ…… というタイトルである。車の場合はアンチロック・ブレーキ・システムだけど。