家の近くのコインパーキングの値付け、面白い傾向があるので一本書いてみる。車持ってないのになw
まず、桜木町駅のコインパーキング。改札まで約1分ちょっと。ここはCIALの軒を使えば雨でもほとんど濡れずに改札まで行ける。これを基準に考える。
家のほうに近づいて新横浜通り沿い。高い。夜間料金無し。横浜駅からは徒歩10分。
マンション数軒先のコインパーキング。見て分かるように大手。100円安く設定されている。昼間の仕事時間だけ停めるならこちらの方が安いし、夜だけ停めるのでもこちらの方が安い。通しなら上のコインパーキングの方が安いけど。
その向かい側。ちょっとだけ高く設定されている。この3つのコインパーキングの中では最も駐車台数が多いのだが朝からだいたい満車である。
大通り沿いであちこち工事などがある時はどれもすぐに埋まるのだが、やはり一番最後まで空きがあるのは2,600円のところ。
そしてその近くの交差点近くのコインパーキング。場所的には最高なのだが大体空いてる。
交差点から反対方向、横浜駅から遠ざかったコインパーキング。昼間の最大料金がない。いつも空いている。
その隣。ほぼ軽自動車のみしか停められない2台のコインパーキング。大体満車。
ところがちょっと路地を入るとこうなる。最大料金の設定は無く、だいたい空いてる。
そしてウチのマンションの隣。完全に住宅街の中。去年まで倉庫があったのだがそこを潰して4台分。当初1,400円でスタートし、1か月半くらいでこの料金に。近隣では最安値。昼は満車。下手すると夜中も満車。近くはなにかしら工事していたりするので、住宅街ながらコインパーキング需要は高そう。
これが利便性はほぼ変わらない位置の同時期にできたコインパーキング。2台分。車が停まっているのを見たことが無い。こっちのほうが工事現場に近かったりするのだが。
ここはマンションのはす向かい。こないだ工事していたリニューアルオープンのコインパーキング。
以前はこんな感じ。近隣最安値帯だったのに1,800円と最高値になった。
最高! pic.twitter.com/DUjHtLmNh8
— ꧁🐶꧂ (@shigeo_t) 2019年5月11日
その結果、リニューアル前は朝早めに埋まっていたのに、いつもガラガラである。なんでブランドを変えて値上げしてガラガラにしているんだろう。
あと近くの2軒。ここもなかなか満車にならない。
こうやって見てくると、メジャーなブランドのコインパーキングは需給状況を見ながらプライシングして稼働率が高い。全てではないが。今回は家から遠いので入れていないが桜木町方面のR16と新横浜通りの間にあるコインパーキング数軒は季節でプライスが変わる。
一方でマイナーなブランドのコインパーキングは強気のプライシングで稼働率が低い。こちらは軒並み。
プライシングには土地オーナーの意向も入るんだろうけど、メジャーブランドだとそれなりにノウハウがあってオーナーの意向も聞きつつ稼働率高めなラインにしてきているように見える。一方、マイナーブランドはほぼオーナーの言い値なんじゃないだろうか。ずーと空車とかだと設置工事費用分も稼げないじゃないかと思うんだが、どういう費用負担配分なんだろう。
土地も車も無いオレには関係ないんですけどね。