横浜市内の某区某所で見たんだけど、これはすごい。
この手があったか。今まで生きてきて初めて見た。
ご迷惑を掛けると申し訳ないので撮った写真はコレだけだが、全体概要としては下記の通り。
- 駐車場全体としては日本全国を制覇している月極駐車場。
- 数10台規模で停められる広さ。
- 一部のエリアにこのようなパイプで組まれた枠があり「お支払い箱」が設置されている。
- 周囲のコインパーキング相場よりは少し安い。
- すぐそばにコンビニがあるので、「小銭無い」に自ら対応する必要が無い。
コインパーキングという呼称を用いていないが、これぞコインパーキングである。お札では払えない。カードでも払えない。
コインパーキングという呼称を用いていない理由は商標の問題ではないのは確認した。検索結果を保持して貼れないので特許情報プラットフォームのトップを貼っておくが、コインパーキング単体での登録は無い。
うちの近所にコインパーキングの区画のひとつを潰して(つまり駐車板を撤去して)月極で貸しているやつがあるけど、その逆である。
月極駐車場として運営しているけど、一部月極として埋まっていないところに「お支払い箱」を設置しているんだろう。監視設備は見つからなかったけど、多分すぐそばに住んでいる地主さんなんだろうから長期放置が発生したら専門業者に頼むとかすればいい。
月極に空きが出たら穴掘ってホームセンターとかで買えるパイプとジョイントで枠を組んで箱付けるだけでコインパーキング一丁上がりである。
月極駐車場全体として砂利なので、コインパーキング業者を入れるとなると舗装からってことになる。コインパーキング業者に運営させるとなると、当然運営費用を引いた分が収入となるがこれなら自前の工事費用も材料費しか支出無いし、「お支払い箱」に入った分は100%売上である。しかも月極駐車場として貸していた分が空きが出たらすぐにコインパーキング化できるし月極希望者が来たらすぐに「お支払い箱」撤去して貸し出せる。
この頃ゲートも駐車板も無いタイプのコインパーキングを数事業者見掛けるが、これを見たら同じ敷地内でコインパーキングと月極を併設できないなと気付いた。だって全部に駐車板無いなら色分けするとかくらいしか差を付けられないもん。駐車板あるなら明確に分かるけど。入出場ゲートがあればいいけど、コインパーキング満車で入場ゲート前に車が溜まると月極利用者が停められないという事態もある。
横浜駅西口地下のコインパーキング、確か定期利用券があったと思うんだけど土日祝日は入場ゲート前に列をなすのにその時は定期利用者どうやって入庫するんだろう?調べればわかるような気もするけど、定期利用は月~金だけだったかもしれない。月~金はあまり満車で大行列は無い。
この方式、料金の徴収は100%とはいかないだろうけど、野菜や卵の無人販売所と同じと考えればそこそこの回収率でも許容範囲だろう。