義務教育で図を書いて教えるべきだよな。売上と利益や損失の違い。
おはよん見てて驚いたんだけど、バカなのか?
日テレ「仕入れ値1,000円、施工代10,000円で少なくとも9,000円の売り上げがあった」
— ꧁🐶꧂ (@shigeo_t) December 18, 2018
馬鹿なの?なぜそこを引き算する?
不動産業者が爆発しちゃった(色々含意)案件のニュース。
スプレー1本1,000円で施行代10,000円という価格設定なのだが、これを1~2万円(間取りに合わせて2本使うんだろうね)で受注したうえ未実施の場合もあり、本部は空きスプレー缶を回収して実施具合を確認するという話。スプレー缶を10,000円で売りますという話ではなく施工代なので、労務費などを含めた総原価が分からないので利益という話はできない。ということは引き算しても何も示さない値が出るだけで意味がない。それに10,000円で請けたら売上10,000円だし20,000円で請けたら売上20,000円。引き算する余地が無い。
- 作者: エイドリアン・J・スライウォツキー,中川治子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/12/14
- メディア: 単行本
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オレは見てないけどNHKでもあったらしい。意味のない引き算ではないけど。
アパマン事件の質問で
— 暖猫 (@NoDOzzhhnybDcn2) December 19, 2018
既存メディアの程度が知れる
「原価千円のスプレーを撒くだけで一万円⁉️😳」
と責めていたが
交通費、人件費、事務所の維持費等加えたら
当たり前の価格でしょ?
経済と会計が解らない程の⑨が
既存メディアの程度 #nhk
メディアって、たまに売上と利益や損失の違いが分からないやつが原稿書いたりタイトル付けたりするよね。そういや以前も書いていた。
あと、売上を示す単語としては月商・年商などもある。月単位、年単位で売上を合算している。月商〇億円とか聞いて「儲かってますね」とかそんなコメントも出てきたりする。総原価が分からないので利益は分からない。例えば月商3億円、総原価4億円なら1億円の赤字。儲かってないじゃん。商売の規模感はわかるけど儲かっているかどうかは示していない。
前にも書いたけど、お金の話はもっと義務教育でやってもいいはず。
こんなツイートも見かけた。オレが見た時点でLikeが3桁行っているのはさらにヤバい。これヘンなこと言ってるって思わないの?
メルカリでさえ、ある事業に10億投資しても売上高40万円に終わる事があるのがスタートアップの世界。政府系ファンドからベンチャー投資するって、たまに出る大損を政治的に耐えられる筈がない。 https://t.co/jjMImodpQA
— ボヘカラ (@BOHE_BABE) December 18, 2018
bio見ると一般人っぽいけど、投資と経営やっててファンドの損失が分からないのはヤバくねえか?
思わずエアリプした。
ちょっと何言ってるかわからない。ファンドの投資の損失は投資額(+投資じゃなくて貸付で利息見込んでいるならその利息分を含める)が上限だろ。政府が事業をやるわけじゃないから、投資した額以上の損失は発生しえない。 >RT
— ꧁🐶꧂ (@shigeo_t) December 19, 2018
政府系じゃなくてもファンドやベンチャーキャピタル(VC)などの場合、通常は融資じゃなくて”投資”という場合は出資、つまり株式(種類株式含む)・債券などの取得ということになる。会社法に規定される通り、株式会社の株式あるいは債券を取得しても有限責任である。出資に当たって別途なんらかの特別な契約が無い限り、出資した金額の範囲しか責任はない。つまり、投資先の事業会社が赤字を出しても配当が無いだけだし、倒産しても株や債券が紙切れになるだけ。exitで見込んでいたゲインが無いというのはファンドとしては問題かもしれないが、それはもともと投資時点で確定している利益ではない。そういう意味では融資・貸付とは異なる。
出資先事業会社の大損に耐えられない政府系ファンドがあるなら教えて欲しい。
オレの場合小学生の時から、店番している時にこんなの読んでたから、基本的な部分は把握できたけど。こんな本と新聞くらいしか読めるものが無かった。活字中毒なのに。
あとそれから、作者一緒なのな。
メルカリの場合は事業会社として自社の事業に投資した結果の純損失が10億円だし、売上高約42万円なので撤退という話。ファンドの投資とは話が違う。
メルカリは、2015年11月にMercari Europeを設立し、英国市場に参入した。同子会社の18年6月期(17年7月~18年6月)業績は、売上高が3000ポンド(約42万円)に対し、純損失が730万8000ポンド(約10億円)だった。
事業なのでこのまま継続すると損失額が増えるから清算して撤退という判断なのだろうし、2015年11月に子会社を設立して2017年6月でも売上が無いということ自体、そもそも相当おかしい。
2013年夏には日本版のフリマアプリはリリースされているし、2014年9月にはUSでもサービス開始している。US版があるということは、商習慣や法律の違いなどを勘案しても英国版の準備にそれほど時間が掛かるはずもない。売上高計上が2018年6月期というのは遅すぎる。それまでの2期についても、純粋に0ということじゃなく0.1千ポンドとか記載レベルに到達しなかったということなんだろうけど。
先行他社が強すぎたのか、そもそもこのようなビジネスが普及しない土壌なのか、まあ何かうまくいかない理由はあったんだろう。知らんけど。調べる気ないけど。