いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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高校を卒業したという実感がない

今週のお題「受験」

 

国立大学受験したら長時間特急電車に乗る羽目に。

 

長岡で受験したのだが、試験前日に長岡へ。当時は東北新幹線上越新幹線が無かったので、八戸からは青森乗換で奥羽本線羽越本線信越本線とずーーーーーと特急電車で移動。新幹線っていつ開通したのか調べてみたら、受験した1982年にできてた。もう数か月少し早く開通していれば、あんなに長い時間電車に乗らなくても済んだのに。今となっては何時間掛ったのかもよくわからない。10時間以上は確実。

 

長岡に行って驚いたのは道路に雪が無いこと。消雪のために水が流されていて道路には雪が無かった。駅から旅館に行くまでの間、旅館のかなり近くまで消雪パイプの効果で雪無しで歩行できた。さすが田中角栄(出身は現柏崎市)の選挙区、金あるなあと思った。

消雪パイプ - Wikipedia

 

試験で記憶に残っているのは、数学の時間が余ったので数Ⅰ数ⅡB数Ⅲから一択なのに、とりあえず全部解いて自己採点で一番自信がある数Ⅲを提出したこと。まあ、不合格だったんですけど。英語と化学はまあまあ、物理は難しかった。

 

試験会場を見ると、8名合格のところ40名以上受験していたから、テスト内容とは別に、あんまり期待していなかった。親はオレの偏差値や共通一次の結果でも楽勝な琉球大学受けろって言ってたんだけどw

私立は2校合格していたから大学生になれることまでは確定していたので受けたい学校を受けさせてもらった。ハブ怖いし。

 

テストが終わり、帰りも信越本線羽越本線奥羽本線と特急電車を乗り継いで青森経由で八戸まで。もう受験は無いので駅ビルの書店で思いっきり単行本の小説を買い込んでずーっと読んでた。多分10冊くらい買ったはず。読むのが速いので不足しないようにするにはそれくらい買わなければならない。当時の好みだと筒井康隆とかSFがメイン。数か月小説読んでいなかったので、もう読みたくて読みたくて仕方が無かった。

笑うな (新潮文庫)

笑うな (新潮文庫)

 

  

驚いたのは、夜も寝ないでずっと本を読んでいたのだが、急に座席が回ったこと。おっさん軍団が乗ってきて酒盛りのために対面にしたのだった。オレに断りもなく。多分7人くらいだったのだろう。おっさんどもはオレに謝るでもなく許可を求めるでもなく酒を勧めてきたが、断って小説読んでた。おっさん軍団は2時間ほどで下車していったので、席を前向きに戻しちょっと寝た。

 

途中青森以外でも乗換が発生したような気もするが、荒れる日本海を見ているか小説読んでいるか寝ているかだったのであんまり覚えていない。食事も何度か摂らなければいけなかったはずだけど、それも覚えていない。

I swear I did not touch the color - Liquid Metal Days VI

 

 そんなわけで長時間特急電車移動をしていて、卒業式の日は終わった。そんなオレは卒業したんでしょうか?

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