どんどんやるべき。
デパートとかだと男性客のほうが少ないからか、男子トイレが無いフロアとかもあったりするけど(横浜高島屋の例)、
SA/PAや道の駅なんかだとあまりそういう印象はない。どちらかというと面積的にはほぼ同じ?って感じに見える。面積が同じだとすると、そりゃ女子トイレのほうが不足するよねってなる。こういうやつを並べればいい男子トイレとは違うもん。
たとえば年末・年始、ゴールデンウイーク、お盆、行楽シーズンなどのSA/PA、道の駅の混雑の一端を女子トイレ不足が助長しているとすると、女子トイレの充足が混雑緩和につながる。
前にどこかのイベント向け会場で、イベント内容に合わせて男子用トイレを減らして女子用トイレを増やす可変システム(仕切り位置などが変わる、導線の混在はしない)を採用したってTVで見たんだけど、今は増えているっぽい。TOTOは20例あるらしい。
いままであまりキャパシティプランニングなんてしてこなかったのかもしれないけど、滞在時間を反映してキャパシティプランニングすることが必要だろう。
IT系だと高性能であることが求められるシステムでは、トータルのスループットを上げる方策(ステートレスにする、スケールアウト可能な設計にするなど)を入れたうえでキャパシティプランニングをするんで、今までトイレじゃやってないかもなって感じる。
昔話をすると、客がどこかの(一般人でも名前を聞いたことあるくらいには)有名な巨大ベンダーに書かせた設計書を、別の(ほぼ誰でも名前を聞いたことある)有名な巨大ベンダーにリライトさせた設計書を出してきて、オレが「動かないし、動いてもとてつもなく遅い」って指摘して、そのプロジェクトからは逃走したら(別のビッグプロジェクト受注したんで)、実際にそのプロジェクトはそうなってかなり長期間苦労したのを知ってる。オレが言ったとおり、その時点で客と戦うべき(全て再設計)だったんだが。
なお、共同はこれを「ジェンダー」くくりにしているけど、ジェンダー問題なのか?コレ?社会資本とかインフラストラクチャーとかそっちじゃね?
駅もそうだし、SA/PAや道の駅などで女子トイレの混雑が緩和できれば、ヘタすると駅の混雑や道路の渋滞だって緩和するかもしれない。そういう問題だと思うんだけど、これをジェンダー問題と捉えるのはちょっと視野狭窄ではないか?



