フジテレビCM見合わせのニュースを見ながらふと思ったんだけど。
フジは、21日放送の報道番組「Live News イット!」で、スポンサー企業の間でCMの見合わせが20日までに75社に上ったと報じた。公益社団法人ACジャパンの公共広告への差し替えは350本以上という。
しかも一社提供の番組の放送見送り要請まで。
フジテレビは21日、長寿番組「くいしん坊!万才」の26日の放送を休止すると明らかにした。同番組はキッコーマン1社の単独スポンサー。同社はフジテレビへのCM出稿を取りやめる方針を決定し、26日以降の同番組の放送見送りを要請していた。
一社提供の5分番組で、CMだけじゃなく番組内で思いっきり提供会社名を出しているから放送そのものを見送り要請するしかないということだろう。どうなるミュージックフェア。
一応の補足。
緊急時におけるCMのAC差し替え。あれ、お金返ってこないんですよ。1円も。3億円以上費やして自社に一ミリも関係ないAC素材を流す。そのクライアント側の苦渋の決断、引き裂かれる思いで判断を仰ぐ広告代理店。マジで吐きそうになる辛さなんですよ。 https://t.co/h0d8O0Xqvb
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CMがACだらけになっても、フジテレビに短期的には収入がある。しかし事態が改善しない場合、中長期的に広告を獲得できない可能性が高い。
前置きはここまで。ちょっと思いついたことを書いていく。
放送法に違反があれば地上波停波ということもありうるけど、まだそこまでの情報もない。なので一応放送は続いていくという前提で広告が獲得できないとする。
思い切って番組企画ごとにクラウドファンディングするのはどうだろう。今時クラウドファンディングが分からない人はいないと思うけど、一応補足。
クラウドファンディング(英語: crowdfunding)は、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。多数の人による少額の資金が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを意味する。ソーシャルファンディングとも呼ばれ、日本語では「クラファン」と略されることもある。
番組ごとにクラウドファンディングで制作資金を募り、集まった資金額に応じて番組を制作。もちろん資金が希望額未達なら番組ごと無しにw。編成上穴だらけになるかもしれないけど、そういう時間帯はフジテレビ社屋の上の方にライブカメラを設置し、湾岸線のライブ映像でも流しておけばいい。意外と湾岸線やジャンクションの渋滞状態がわかって、湾岸線ライブ映像の方が人気でクラウドファンディング不成立ばっかりということはありうる。
番組制作ができたら、スパチャ集めもいいかもしれない。地上波にはYouTubeなどのような仕組みは無いので、クラウドファンディングか何かを使って金を集める。金払ってくれる視聴者がいるといいね。
あと、クラウドファンディングばかりでは番組制作費しか集まらないので、会社運営上必要な資金は増資で出資を募る。株主増えまくるけど。あと、フジテレビの場合は放送法・電波法に抵触している疑惑があってそれは外国人株主比率の問題である。
なので、意外と増資というのはいいかもしれない。出資したいという国内投資家がいれば。海外投資家が株を買いまくったら、放送法・電波法に抵触して停波である。なかなかスリリングである。募集する証券会社も大変だろうな。
ソーシャルレンディングで融資を受けるというのもありである。
いわゆるソーシャルレンディング(融資(貸付)型クラウドファンディング)とは、インターネットを用いてファンドの募集を行い、投資者からの出資をファンド業者を通じて企業等に貸付ける仕組みをいいます。
あと総務省がどう動くのかわかんないけど、もし停波条件が成立してしまった場合、それは地上波だけなのかBSやCSもなのか。CSは有料チャンネルだし基本的に人気があった頃の番組が多いからCSも連座で停波すると大変だな~(棒