準キー局の関西テレビ社長の参戦、中居氏の引退と事態は動いたけど、ちょっと別なことを思いついたのでまたネタを書く。
前回書いたのはCMがこのままでは厳しい、なので広告によらない資金集めについてだった。
今回は番組内容である。今回の騒動の起因は文春砲である。そしてスポンサーはいない。これでインスパイアされた。
スポンサーがいないということは、広告主に忖度して報道できないということは無くなる。放送法を守るのは当然だが、企業に訴えられるギリギリの線までは攻められる。テレビ版文春砲(ただし芸能を除く)をフジテレビのメインコンテンツにするのはどうだろう。もちろん、全部自社取材であって文春のパクリであっては成立しない。
草。
文春は訴えられても気にせず応戦するんだったw。フジも顧問弁護士入れ替えだな。企業相手に名誉棄損などの訴訟ができないと。
フジテレビ系はロケを断られるという話も聞く。これではバラエティー系、情報系、ドラマ系はかなり厳しい。しかし、全部独自取材であればいわゆるロケは必要ない。どこかを撮っても報道素材である。
これをもっと突き詰めればいい。
フジテレビ、セブンイレブンのおにぎり値上げをトランプ大統領演説以上のTOPニュースで報じる ⇒ ネットの反応「セブンがスポンサー降りた仕返しワロタw」「フジはこれからニュースは静止画で放送しろ」 https://t.co/p1q0EykDnl
— 田舎暮しの唱悦 (@shoetsusato) 2025年1月21日
他国の大統領とか、取材する体制を維持するのもお金が掛かる。国内企業等に絞って、広告主がいる他局が踏み込めない部分まで、取材・言及するのである。意外と人気が出るかもしれない。ヘタすると陰謀論の温床になりかねないが。
この路線、出演者問題はある。しかし、出演者問題も社内・系列所属に主にすれば問題ない。これはちょっとヤバい路線なので、多分他局に出たい人は出にくいだろう。
課題は、これまでのフジに取材力があるのかって部分だな。バラエティ系部門やドラマ系部門はスピンアウトしてもらうか、別会社化して他局から外注を受ける形に持っていく。その代わり、取材機能は大幅に増強する。ほぼニュース専門チャンネル化である。
あと考えないといけないのは地方局。クロスネットならフジの番組を買う・買わないを選択できるけど、ほぼフジ系のところはついていけない局もあるだろう。準キー局の関西テレビが関西テレビ制作番組で補完するしかないだろう。GHQと田中角栄が悪い。
ほぼフジ系だけど「文春砲路線はちょっと」という地方局が、テレ東や関東・関西のUHF局の番組だらけになったら、それはそれで面白い。
セブンの上げ底問題とか、
みどりの窓口問題とか、
食品添加物問題とか、スポンサー気にしないならなんでもやれるじゃん。電波行政の闇とかおもしろそうだけど、それは監督官庁総務省に喧嘩を売ることになるので、そっち方面だけ弱くて、批判されるというのも面白いかも。
あと、今回のフジ自体の事案についてもノーリミットでフジが報道すれば、かなり視聴率良くなりそうだし、スポンサーを取らずに前回書いたような資金集めをすれば食っていけそう。