いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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消費税0%だとなぜ対応に時間が掛かるのか

解説しよう。

 

ja.wikipedia.org

ちゃんとした名誉教授いたw

shigeo-t.hatenablog.com

 

元記事。教授が引っ張った引用は有料部分だった。

mainichi.jp

出席者によると、8日開催の実務者会議で小売店向けにレジのシステムを開発しているメーカーへ聞き取りしたところ、「0%以外の税率なら、改修期間を3カ月程度に短縮できる」との説明があった。

(中略)

 業界関係者によると、商品の売り上げや在庫情報をオンラインで管理する「販売時点情報管理(POS)」と呼ばれるシステムは、商品への課税を前提に設計されている。…

 

毎日、文章ヘタだな。

商品への課税を前提に設計されている。

確かにこれでは分からない人には分からない。

 

オレは秒以下でわかったので引用リポストした。

まあ、業務システムを組んだことあれば秒殺の問題だな。奥村名誉教授は計算機学の人だから、実業務処理とは遠いところで研究している人なんで、「なんで割るの?割らなきゃいいじゃん」って話なんだろうけど。

 

消費税で割り戻す処理、これは何かというと総額を決めて課税前額はPOSシステムに計算させる運用をする企業用である。だって総額・課税前額を双方表示したい場合、両方入力するのは手間じゃん。片方を入力すればもう一方が計算されるようにするのは、POSメーカーとしてはごく当然の親切機能。スーパーマーケットやコンビニエンスストアやドラッグストアの扱い商品数を考えれば、総額・課税前額の双方を入力しろっていう運用は現実的ではない。

 

総額の表示は法令で義務付けされている。

www.nta.go.jp

例えば、次に掲げるような表示が総額表示として認められます(標準税率10パーセントが適用されるものとして記載しています。)。

 

11,000円

11,000円(税込)

11,000円(税抜価格10,000円)

11,000円(うち消費税額等1,000円)

11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)

11,000円(税抜価格10,000円、消費税率10%)

10,000円(税込価格11,000円)

 

で、例えばセブンの場合はこうなってる。

www.sej.co.jp

https://www.sej.co.jp/var/rev0/0008/5743/12142712427.jpg

つまりセブンは課税前額を決めて総額は小数点第二位まで使う運用である。この運用をしている企業の場合、0除算例外は今のままでも発生しないはず。

 

総額で運用している事例を探すのが難しい。

総額で運用している事例を探すのが難しいのは、安売りスーパーとかが多分そういう運用で、そういう企業の情報はあまり外に出てこないからである。安く買いたたいて仕入れたものを、98円みたいな10円未満のこまかい数字で安く見せたいとなると、総額を決めれば課税前額も計算されたほうがありがたい。

あと、自動販売機も多分そう。最小硬貨を10円にしてるから端数が出ると困る。まあ、自販機はPOSじゃないから関係ないというか会計システム側の話だと思うけど。

 

なのでPOSメーカーに対応を求めるのではなく、小売り各店に価格決定を課税前額で決めてくれって定めるほうが手っ取り早いかもしれない。POSシステムに消費税0%なら割り算にせず総額を課税前額に転記って処理を追加するよりは。

「POSシステムに消費税0%なら割り算にせず総額を課税前額に転記って処理を追加」って書くと変更自体は簡単で、1か所しか無いなら数分で変更できるってわかるけど、テスト期間や実企業・実店舗への展開を考えるとねえ。

 

小学生の親世代が困惑している÷0のコレ、

意外なところでつながってた。0で割れないのよ。だから計算機上も除算例外としている。

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