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てきとーに生きている奴の日記

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四谷大塚ピンチ?

四谷大塚、親会社の株式会社ナガセは上場企業か。

 

kabumatome.doorblog.jp

 

ヤバいな。

newsdig.tbs.co.jp

 

企業情報を見てみる。

www.toshin.com

 

なるほど、東進ハイスクール系やイトマンスイミングスクールもあるのか。東進ハイスクールはナガセの直営に見える。今回問題を起こしている四谷大塚は子会社か。

www.yotsuyaotsuka.com

2006    株式会社ナガセのグループに入る

ほう。元々は別会社なのね。

 

早稲田塾もグループ会社。

www.wasedajuku.com

 

さていつものレピュテーションリスク話に進む。

 

東進ハイスクール系の運営会社が株式会社ナガセだというのは、東進ハイスクールという名前ほどには有名じゃないし、ましてや株式会社四谷大塚の親会社が株式会社ナガセだということも、経営者が同じというのもそんなに有名じゃない。なお、早稲田塾も経営者は同じ。

 

ということで、死んだふりをするか四谷大塚を畳んでしまえば逃げ切れる。このブログでたまにアクセス数が上がるゴルスタ

shigeo-t.hatenablog.com

shigeo-t.hatenablog.com

運営会社名を覚えているだろうか。株式会社スプリックスである。2016年の事件当時は非上場、2018年に上場した。メインのブランドを覚えているだろうか。森塾である。結局うまく死んだふりをしたことによって忘れて貰え、さらには上場まで果たしている。

 

ポイントは2つ。

1つめ。全国ニュースで報じられるニュースではあるが顧客層はごく限られる。四谷大塚に通わせる年代の子がいる中学受験を予定していて教室が通える範囲にある保護者だけが顧客層である。四谷大塚のメイン事業は中学受験。もちろん、四谷大塚以外にも中学受験のための塾はある。四谷大塚に通わせたくないのであれば避ければいい。

chugaku-juken.tokyo

【中学受験塾ランキング】合格実績からみる大手5社ランキング(2019~2023年)
■ 1 ■ SAPIX
■ 2 ■ 四谷大塚
■ 3 ■ 早稲田アカデミー
■ 4 ■ 日能研
■ 5 ■ 栄光ゼミナール

 

今通わせている小6の親からすれば、今は時期的にも困るだろうが、小4・小5ならまだ選択肢はある。大騒ぎする理由も無く黙って塾を変えればいい。

 

2つめは、やはり運営している塾名と親会社の企業名が異なること。しかも、株式会社ナガセでもなく東進ハイスクールでもない。経営者が同じというところは痛いが、企業や経営者が起こした犯罪ではない。

雇用者責任、運営責任はあるものの、有限責任しかない株式会社という事業体である以上、無限責任を求めるのは法的にはお門違いである。

 

そういう意味では市況かぶ全力2階建にまとめられている𝕏のポストはちょっと踏み込み過ぎである。レピュテーションリスクは大きいので、それなりに業容がシュリンクするのは覚悟する必要はあるが、直接の容疑が掛かっているビッグモーターや損保ジャパンとは話が違う。企業あるいは経営陣が犯罪を起こした、あるいは犯罪的な業務指示をしたという話ではない。

 

ゴルスタのようなごく限定的なサービスよりは中学受験塾本体に関連する話なので逃げ切りは難しいし、小学生を通わせる塾のロリコン犯罪というのも舵取りは難しいが、やはり死んだふり一択だろう。ヘタな記者会見は燃料投下と同じである。

 

とはいえ、何も広報しないのは問題がくすぶる。まだ8月の時点のものしかリリースが出ていない。早く出すべきである。

 

そういえば、この再発防止対策のライブモニタリングも「なんだこりゃ?」って話題にはなってたな。

1.「家庭からの教室内ライブモニタリングシステム」の開発と設置 

 

2.従業員の採用における、より慎重かつ厳格な選抜の実施

 

広報内容はもう少し保護者が安心できる内容にする必要があるだろう。

 

本当に逮捕された2人だけなのか、他の教室には問題が無いのかは明らかにする必要がある。逃げ切りのための条件は実効性のある対策である。

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