コンビニって略するからわかんなくなるのか?中国語みたいに「便利店」にすれば勘違い無くなるのか?
こないだもあった。なぜ定期的に出てくるのか。
昼食代を節約しようとカップヌードルを買ったら231円。思わずレジの金額表示を三度見した。
— 小林美穂子 (@xiaolinmeisuizi) 2022年9月24日
路上で暮らしながら空き缶や段ボール収集で雀の涙ほどの現金収入を得る人、ビッグイシューの雑誌販売者が量販店で100円のカップ麺を夕飯にしていたのを知っている。今後はカップ麺も高級品になるのか。
同じような店舗規模でもミニスーパーならわかる。安いものはちゃんと安い。でもコンビニエンスストアは違うだろ。飲料の場合自販機よりは数円安かったりするけど。
脱線するけど近くのミニスーパー、ある特定銘柄の納豆は安売りしている時の食品スーパーよりいつも安い。脱線終わり。
この人のいう外食がどのレベルかはわかんないけど、コンビニよりも安いものあるわけで、なんでコンビニなんだ。コンビニのいいところは便利さだろ。
「マックで4人分頼んだら7000円だった。マックマジ高級品」ってツイートが燃えてるけど、「外食すると高くつくから今日の昼はコンビニで済ませるか」とセブンででっかいサラダとスープとちょっとしたスイーツ、あと飲み物買ったら1000円超えちゃって「素直に外食すればよかった」と思うことはよくある
— 深爪@「親になってもわからない」好評発売中 (@fukazume_taro) 2023年3月5日
ということで、オレがコンビニって安くないよねと思ったルーツを探ってみたい。
年齢が年齢なので、生まれた時からコンビニがあるような平成生まれ令和生まれとは異なる。
青森県八戸市出身で、1982年3月まで八戸にいた。コンビニが生活の中に無かった。いや、チェーンじゃなくて個人店なのに看板に「コンビニエンスストア」と書いている店はあったのかもしれないけど、当時のオレはコンビニという概念を持っていないので小さめのスーパーという認識である。
大学進学で1982年4月からは札幌に。コンビニに行った記憶がある。そこでそれぞれのコンビニチェーンの歴史を調べてみた。
一番わかりやすいのがセブンーイレブン。青森県上陸が日本国内で大手コンビニチェーンとして最も遅い。
また前述の秋田県への出店開始時には「青森県への出店は白紙である」としていた[37]が、2014年(平成26年)10月31日の記者会見で、岩手県北上市の提携先専用工場が翌2015年(平成27年)5月に稼動を開始することを機に、青森県への出店についても同年夏より岩手県境に接する八戸市周辺から開始することが発表された。同工場は2014年7月に着工したが、その際にセブン-イレブンの古屋一樹副社長(当時)は「配送体制の充実で岩手県に300店舗、秋田県に200店舗の展開を目指す」と述べた。その後、2015年5月25日に工場が完成し稼動を開始。青森県に商品を届けることが可能と判断し、同年6月12日に行われた県内5市1町計8店舗の出店を皮切りに店舗展開を開始した。
一方札幌。
1978年1月、商号を株式会社セブン-イレブン・ジャパンに変更した。同年5月、北海道へ進出、札幌市北区に札幌北33条店を開店した。1979年にKマートを抜いて初めてコンビニ業界1位[何が?]となる。
実は札幌でのコンビニの記憶もセブン-イレブンである。住んでいたアパートの近くにあった。高いのでそんなに行かなかったけど、夜中まで実験レポート書いてて飲み物買いに行ったくらい。名称通り23時までしかやっていないので、23時以降は近所の自販機頼りで、コカ・コーラの1リットルビンを買ってたら巡回のパトカーが後ろに停まって「ボク早く帰って寝なさい」って言われたww
初めての一人暮らしで食料品の買い物などの多くは近所の大規模店舗の生協である。値段が違い過ぎた。そして外食のメインは学食。うまくはないけど安さは味方。
北海道と言えばセイコーマートなのだが、学生当時は覚えがない。
続いてローソン。
1997年(平成9年)
4月30日 - 青森中佃店、青森八ッ橋店、青森大矢沢店(以上は青森市)および弘前和徳店(青森県弘前市)等5店舗を出店し、青森県へ出店開始。
やはり遅い。現在実家に最も近いコンビニはローソンで徒歩15分くらい。田舎なのでそんな距離歩いて行かないけどね。それもそのローソンよりも前に徒歩1分手前にサンクスがあったのだけど、ローソンが出店したらじきに閉店。そりゃそうなるか。
札幌でもその次に住んだ横浜でも当時はローソンが近くに無かった。
続いてファミリーマート。なんと2行で一気に片付いた。
2006年(平成18年)
5月2日 - 八戸青葉二丁目店を出店し、青森県への出店開始。
7月7日 - 北海道エリアフランチャイザー:北海道ファミリーマートによる札幌本町1条店を出店。これをもって全都道府県出店を達成。
昔はなんか色違ったよね?
ここまで札幌のセブン-イレブンで「スーパーより高いけど夜遅くまでやってるよね」という認識。3年生に進級で兄と同居することになり横浜に引っ越したけど近所のコンビニは今は亡きサンチェーンだった。
学校帰りなどで遅い時には寄ることもあったけど、やっぱり高いので通常の買い物はダイエーか近所の個人経営の小さめなスーパーだった。そのスーパーは今はセブン-イレブンになってる。たまになぜか店頭で野菜安売りしてる。
数がそんなに無いヤマザキ系や、サークルKやサンクスやampmなど現存しないチェーンも思い出してみたけど、やはり安いという認識は無かった。
大学生時代から就職してしばらくのコンビニのイメージは、出先で食べるおにぎり+飲料を購入する場所である。おにぎりがサンドイッチになることもある。一番行ってたのは多分タイヤのテストドライバーのバイト時である。24時間営業も増えていて、早朝のバイトで腹減ったら途中でコンビニに寄っておにぎり食いながら運転してた。
コンビニのおにぎりはバリエーション豊富だけど、スーパーに行けばバリエーション少ないけど安いしな。
というわけで、安さを認識できる環境にはなかったな。