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てきとーに生きている奴の日記

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Windows subsystem for linux(WSL) ホストマシンの性能差が顕著にわかる

弊社のWindows 10 PCはどれもWindows subsystem for linux(WSL) がonになっているので、すぐにWindows ストアで提供されているLinuxを利用できる。

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こないだThinkPad T430sで環境作成していたら、いつも使っているThinkPad W530よりもかなり時間が掛かった。

 

そこで、作った環境を破棄して同じインストールをそれぞれで実測してみた。ちなみにコマンドやパスワード入力も含まれているので、純粋なマシン時間ではない。

 

環境を作成したUbuntu 18.04を一度アンインストールし、上のようにもう一度インストールし直した。

 

元々ベンチマークでは計測済なのでそのエントリはこちら。

タイトルはW530性能比較としているが、比較表にはT430sも含まれている。今回の比較対象はT430sとW530#4である。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shigeo-t/20180331/20180331101020.png

 

SSDはW530#4のほうが速いが大差はない。一方、CPUはT430sとW530で約1.9倍である。

 

インストール内容は、Node.jsのインストールで下記を参考にしている。


上記手順をいきなりやるとエラーになるのでapt-get updateから。 

$ sudo apt-get update

普通に nodejs, npm をインストール。

$ sudo apt-get install -y nodejs npm

次に n package を導入.。

$ sudo npm cache clean
$ sudo npm install n -g

続いて n package を使って node をインストール。

$ sudo n stable
$ sudo ln -sf /usr/local/bin/node /usr/bin/node

nodeのバージョンを確認。ここでは一度ストップウォッチを止めた。

$ node -v

最後に古いバージョンのnodejsとnpmを削除。

$ sudo apt-get purge -y nodejs npm

 

それぞれのマシンでアラーム & クロックのストップウォッチと、タスクマネージャーのパフォーマンスを表示。T430sではunpackingでCPUが100%に張り付く場面が多い。

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 W530は同じような局面でも余裕がある。起動しているアプリはW530のほうが多い。

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 T430sではSetting upなどでもCPUが100%に張り付く。タスクマネージャーを見てわかるようにメモリは双方余裕があり、ディスクのI/Oが低い。

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 やはりW530では余裕がある。

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 最新版nodeのインストール中も100%になる。 

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 最後の削除でも100%に張り付く。

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結果は入力操作をしている時間なども含んでいるので純粋なマシンタイムではないが、T430s : W530で約37分30秒 : 約15分である。というわけでNode.jsのインストールでは約2.5倍の差があった。

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クロックやキャッシュの差もあるが、4コア8スレッドのi7-3740QMに対し、2コア4スレッドのi5-3320Mの実力差はこんなもんなのだろう。

 

やはり速いマシンはお仕事用には正義である。Core i7-8086のマシン、記念に欲しいなあ。

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