とにかく電話掛けたくない。まあ、電話に出るのもイヤなんだけど。あと、郵便物は緊急性が明らかなもの以外開封しないし、すぐに処理しないし、すぐに捨てない。
昔話になるけど、オレが働き始めたころは電子メールも無く、とにかく電話を掛けないと仕事にならなかった。これが大苦痛だった。通信手段は電話、FAX、郵便(と社内便)。
電話を掛けることに恐怖を覚えるようになったのは、母のせいなんですけどね。小中学校のころ学区外通学していて、元の住居は父親の自営の店舗で学校が終わったら店舗の方にいったん帰宅(宅じゃなくなってたけど)することが多かった。
そんなある小学校高学年のある日、まだ日も明るい夕方に店舗のほうから自宅のほうに帰るコール。特にオレに瑕疵があるわけでもないのに電話口で激怒している母。まあ元々そういう人なんだけど。陽が高かったのでどっかで遊んで遅くなったわけでもないし、元々店舗のほうに寄れという指示通りだったし、何が悪くて怒られているのかわからない。わからないけど、とりあえず謝って急いで帰宅。
帰ってからもなんか怒っていたけど、どう考えてもオレに瑕疵はなかった。
で、問題はそのあと。電話を掛けるのが怖くなってた。
まあ、それでも学生のうちはそんなにハイプレッシャーな電話を掛ける用事が多いわけでもなく、なんとかなっていた。
ところが就職して2年目。数10km先の工場とのやり取りは電話・FAXに頼らざるを得ない。顧客の次長とすり合わせが必要だったのだが、こちらは数100mなので直接顔を出していたら「電話しろ」と怒られた(´・ω・`)何度もw
後年、電子メールが正式採用されて、どんなにうれしかったことか。かなり精神的に助かった。
あとは単発のやりとりとかはメールでもいいけど、メールは案件としての一覧性が劣悪なので、Slackとかでやりとりできるようになったのはうれしい。
backlogで、ある課題に全然別の件を乗っけて来て汚染する取引先社長には困っているが。
郵便物も、基本的に急ぎのもの以外はまず開封しない。どれくらい開封しないかというと、昨年7月の引っ越しのときはそのまま引っ越し荷物にしたくらい。ざっくり時系列&分類別整理はしてあるので、9月くらいにまとめて処理した。
税金とか社会保険とかで支払い等のものはすぐに開けるし、DMは未開封のまま宛名を消すとかしてすぐに捨てるので莫大な量になるわけではない。
まあ、とにかくオレと同じように苦痛な人が割といることで少し安堵した。