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KDDIとソフトバンクがLINE電話/LINE Callの番号偽装問題に見解を出したので意見と今後の予想を書いてみる

エイプリルフールは4月1日午前中の行事です(挨拶)。4月から新年度の企業では期首挨拶ということでエロい人の挨拶があると思うけど、4月1日午前中の行事ですから。

 

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■当エントリの続き

なんとなく動きが見えてきたので途中ながらフォロー。なお、出てくる情報が取材ベースだったりするので厳密な時系列が分かりにくい。なお、当ブログでは「番号詐称」と表記してきたが「番号偽装」表記の方が多そうなのでこのエントリから「番号偽装」とする。詐称のほうがニュアンスとして正しいと思うんだけど同調圧力ってやつ。日本人なので同調圧力に弱いw

 

これまでの動き

  1. 2014年2月26日 LINE電話/LINE Call発表
  2. 2014年3月17日 Android版先行オープン(原文ママ)
  3. 同日      番号偽装ができることが指摘される
  4. 2014年3月28日 「LINE電話」の仕組みに関するご説明 : LINE公式ブログ
  5. 2014年3月31日 LINE電話に悪用防止の強化策?執行役員が発言
    ただし
    執行役員Twitter発言は3月28日

  6. 2014年3月31日 KDDIとソフトバンクが「電話番号偽装」問題にコメント――ソフトバンクは非通知対応も検討 - ITmedia Mobile

最後のITmediaはインタビューベースの情報で両社からのニュースリリースは4月1日6時現在確認できていない。

予想と実際の動きの差異

前回のLINE株式会社がLINE電話/LINE Callの番号詐称問題に公式見解を出したので意見と今後の予想を書いてみるでは下記のように予想した。

次のステージだが、引き続きauSBMがLINE電話/LINE Callからの電話を番号非通知にするか、が見どころ。今回の「LINE電話」の仕組みに関するご説明 : LINE公式ブログから読み取れるのは、LINE株式会社は意外と監督官庁から正式の指導なり要請なりに対して突っ張りそうという感触。突っ張れば、監督官庁はLINE側は放っておいてauSBMにプレッシャーを掛けるのではないかと。

 

LINE株式会社が突っ張らずになんらかの対応をするという線は無くもないが、その時に打てる手は、LINE株式会社にとっては儲けを減らす話になる(コストを掛けて仕様変更=改造)し時間も掛かる。ちょっと薄いかな。

 

あとは、このままグレーな感じでこの話は終わるという可能性もあるけど、後続のサービスも国内投入されていくわけで(楽天が買ったViber Outとか)、グレーなままだとくすぶり続けるし、嫌がらせやストーカー事案としてコレが使用されたことが発覚すると一気に盛り上がる。その時には手遅れだなw

答え合わせwをしてみる。

(1)LINE株式会社は突っ張る?

役員のツイートはともかく、公式ブログやLINE電話/LINE Callの公式サイトには何も情報は出てこない。役員のツイートは「とにかく何か対策します」というだけで対策内容が十分なものなのか的外れなのかが分からない。

役員発言を元に考えると突っ張れなかったとみるのが正しく、またも予想が当たらないw

(2)auSBMの動き

非通知に動く。想定通り。ただしインタビューベースなので実施時期は分からない。LINE電話/LINE Callによって自社の顧客に影響があるわけで、妥当な判断。

 

3社ともに対策にはそれなりに時間が掛かるはずで、スケジュール観が示されないと難しいところではある。LINE側は対策時期は今週中であるが対策内容が明らかではない。

 

今後の動きの予想

LINEは今週中に対策するらしいが、何をどうするのかは判明していない。通常このようなコンプライアンス事案の場合(A)いつ何をするのか発表→(B)実施というスケジュールで動くところを、実施直前(あるいは実施後)に発表するのではないか。普通(A)はもう発表されていなければ遅い。

他社から国内非通知にされてしまったら050番号を付与するしかないわけだが、そうなるとサービスのコンセプトがまるで変ってしまうし、050番号も確保していないと付与できないわけで、時間が掛かるはず。

 

auSBMは対策するにしてもシステム変更を伴うし、利用者が多くミスできない(想定外不通時間があると事故扱い)ので「ちょっとパラメタ変えて対応しました~」というわけにもいかない。テストやリハーサルを何度かやるはずなので、ちょっと時間食いそう。

 

意見

まあ、オレとしてはもうどうでもでもいいんだけどw。

 

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