この時期に日中の気温が体温超えるとか正気の沙汰ではない。しかし、事情により家から出られなかったので涼しかった(挨拶)。
昨日早朝天井が落ちてから怒涛の展開。まず8:30に大家さんに連絡。電話番号調べるために確認したらなんと7:00から営業時間。もっと早くてもよかった。すぐに見に来てくれた。大家さんは工務店経営。
すぐに作業に取り掛かるので、ソファーベッドと本棚をどけてくれとの依頼。ソファーベッドはすぐに動くが、本棚には大量の本が入っているので、本を全部抜くだけでも10分以上掛かる。本は寝室のベッド上にアーカイブ。急いでやってほぼ抜き終わったころに職人さん2名到着。寝室にアーカイブしきれないものはソファーベッドに。職人さんがあちこちにビニールを掛けて養生。
職人さんの説明では、4Fから漏れていて漏れ元が不明。3Fにはウチ(2F)よりも先に被害が出ていて、ウチに来れなかったのは3Fの部屋で暫定対策をしていたため。そういうわけで、ウチも暫定対策をするとのこと。えー、本対策じゃないのかよ。
暫定対策としては、大きな樋(とい)を板金で作って漏水を受け、ユニットバスの天井までドレン配管して 水を落とすとのこと。
ちなみに建物の構造的には3F,4Fの部屋は2Fのウチよりも1m以上張り出していて、張り出している部分は出窓というかクローズドなベランダ。そこで漏水しているらしい。建物は昭和40年代(だったはず)建設の鉄筋コンクリート。地震で揺れない。
ウチは、元々は事務所として使われていた2室をぶち抜いてつないだリノベーション物件。上階は元々住居用なのでベランダがあり、ウチにはベランダが無い。
職人さん2名、とりあえずどんどん天井を開けていく。コンクリの間から複数の漏水箇所がある。剥いだり切ったり。
土曜に板金屋さんが来るということで、中に水を受ける器をいくつか置いて一旦仮閉め。なんで板金?
と思ったら10分後くらいに戻ってきて、板金屋さんが手配できたので作業続行するとのこと。再び開口。
板金屋さんが来て現状見て打ち合わせた後、大家さんちの職人さんがもっと大きく開口。メンバー外したり切ったりして大きく開くと、漏れている場所が広範囲であることが見える。
大きく開口した後確認すると、梁が邪魔でドレン配管をユニットバスまで伸ばせないとのこと。台所のシンクに落とす方式に変更。台所のシンクまでの配管をやっているうちに、樋が登場。システムキッチンのシンク大で、深さは最大5cmくらい。開口部から3人掛かりで入れていく。
入ったあとはガンガン大きな音をさせながらビス止めして、そのあとシリコンコーキング。
樋の中央には穴が開いているだけだったが、穴にバルブ取り付け。ここもビス止め後にシリコンコーキング。シリコンコーキング普及前はパテ止めだったが、パテだと乾くのに時間が掛かる。
シリコンはすぐに乾くので仕事が早い。乾くと先に敷設していたドレンを接続。
ドレンをつないだ状態で30分くらい職人さん達は不在。13時からずーと作業してたので休憩だろう。じっくり見させてもらうと樋の壁側接着面から漏水。ダメじゃん。あと、水が落ちる音がうるせえ。板金だもんな。この時点で16時前。
職人さんが戻ってきたので、防音材を入れてくれという依頼と、漏れてますwという話をする。職人さんまたしばらく不在。
防水シートを持って職人さん再登場。一旦ドレンを外し、樋も外して樋の上に防水シートを貼る。樋を取り付けると壁側もこってりとシリコンコーキング。
そしてメンバーを作り直し、正方形の穴が開いた石膏ボードを持ってきて天井に取り付け。そして隙間が空いたままベニヤ板を打ち付け。
養生を外し始めたので今後の予定を聞くと、8月31日8時から天井を復元するとのこと。ということは、寝室のベッドにアーカイブしてある書籍群は本棚に戻せない。本を抜くのは10分だが、本棚に本を入れるのは20分は掛かる。それに、朝早くからの作業に間に合わせるのにバタバタだと嫌なので、ソファーベッドで寝ることに。
結論として、あんまり眠れなかった。水が落ちる音がする。いつもは水が落ちる音がしないように細工してるし、漏水しているLDKではなく漏水が無い寝室に寝てるので気にせず眠れてた。ちなみに台所のシンクとドレンの末端が5cm以上離れてて、水が落ちるときポツポツ音がする。なんでこんなに距離がある?
台所は仕方ないが窓側の方は室内から音がする。いやこれはおかしいと起きて確認してみると、今まで通りサッシと窓枠の間からの水漏れがあり、新設の正方形の穴にも水滴。失敗じゃん。
ちなみに写真で見えるロールカーテンの汚れは今回の漏水による被害。
てなわけで、2時からこんなものを書いてました。敗退というか惨敗。