いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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狭いキッチンと段取り

興味深いTogetterまとめがあった。

togetter.com

 

まとめに載っているのはこんなツイート。

なお、ウチも狭いけどお見せしない。 

 

 ところで、こういうコメントもついている。

f:id:shigeo-t:20200610091822p:plain

 

オレはこちらに同意する。


そういえば昔こんなの書いてた。もう2年半前なのか。

shigeo-t.hatenablog.com

shigeo-t.hatenablog.com

 手順的にはパスタ茹で始め→サラダとスープ→パスタ仕上げ→メイン。「普段料理しない人でもできる簡単料理!」でガスレンジやIHが2口使えると思わないほうがいい。1口でも作れる手順と料理にする。

 

やっぱり書いてた。広いキッチンならテレビの料理番組のように使う材料や調味料、鍋などを広げておいて順番に使って行けばいい。ところが、狭いキッチンの場合どうやりくりするのかを考える必要がある。つまり、好きかどうかではなく限定的なスペースをどうやりくりするのかを考える能力が必要である。それに、レシピには「水にさらしておく」「水をきる」って書いてあっても水を張ったボウルを用意しておけとか、水をきるためのザルやスピナーを用意しろとまで丁寧に書いてあるものは多くない。

 

たとえば、このレシピ。

park.ajinomoto.co.jp

  1. さばは半分に切る。バットにAを合わせ、さばを加えてラップをピッタリとかぶせ、10分ほど漬ける。
  2. ししとうは切り込みを入れる。キャベツはせん切りにし、ミニトマトは半分に切る。レモンはくし形に切る。
  3. (1)のさばの汁気を拭き取り、片栗粉をまぶして180℃の「健康サララ」でカラリと揚げる。(2)のししとうは素揚げする。
  4. 器に(2)のキャベツ・ミニトマト・レモン、(3)のさば・ししとうを盛り合わせる。

この例だとバットは出てくるけど、汁気をふき取る布巾かキッチンペーパーは出てこない。

狭いキッチンを想定するとシンクの上とIHの上が調理スペースで使える部分なので、鯖を切るまな板とししとう、キャベツ、ミニトマト、レモンを切るまな板は共用。順番的には#2→#4の途中まで(キャベツ・ミニトマト・レモン)→#1をやってまな板を殺菌消毒して格納→揚げ物用の鍋に健康サララを180℃に→#3→#4の残り(鯖・ししとう)という手順だろう。バットや盛り付け用の皿は一度食卓にアーカイブするかも。

 

オレなら魚・肉を切ったまな板でそのあと野菜を切りたくない。野菜ならさっと水で流すだけでいい場面もあるけど、魚や肉を置いた後は確実に除菌洗いまでしたい。ウチにはまな板大小2枚あるけど狭いキッチンでは2枚置く場所は無い。

カンピロバクターとかアニサキスとかイヤだもん。 

 

こういう段取りができないと料理にはならないわけで、いわゆる調理のスキル以外にも段取りする力が必要。好きとかそういう話ではないのだよ、狭いキッチンは。

「段取りが良い人」と「段取りが悪い人」の習慣 (アスカビジネス)

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