という記事を見つけた。
家族は4人はバラバラに座っていた
機内の座席表は日本語で書かれており、アントンも彼の家族も理解できなかったため、一緒に座席を予約することができなかった。アントンは妹のエラ(15)と、飛行機の最後部から数列目に座っていた。エラは窓側の席だった。父親のジョナス・デイベは7列ほど前に、母親のクリスティン・デイベは2列前に座っていた。
知らんがな。なぜ翻訳しない?
その先も引用。
「みんなが日本語で叫び始めました。私は何も理解できませんでした」とアントンは話す。それでも「思ったより騒ぎは少なかったです。乗客は落ち着いていました。もちろん、みんな心配して怖がっていました」。
なら問題無いじゃないか。言葉が分からない土地に滞在するというのはそういうことじゃん。
起きたトラブルのレベルは異なるが、オレも部下の人と温州の空港で中国語わからないのに6時間遅延に遭ったことがある。マジで何もわかんないのよ。だって、当時の温州空港にはフリーなメッセージを表示できるような大型ディスプレイも無いし、張り紙一つ出してくれない。オレたちは単語のいくつかはヒアリングできる程度。
中国語でオレたちの乗る便が遅れていること、遅れている理由を説明すること数回。毎回、中国語は30秒から1分くらい話しているのに、英語10秒、日本語も流れるんだけど、
「お待ちください。」くらいの情報量。事前に録音済の定型。英語の説明も中国語で話している内容とは遠く、結局「遅れています。お待ちください。」程度の情報量。こちらは生アナウンス。でも結局何も分からない。当時新聞は読んで6割は分かる程度だったので、書いて掲示してくれればもう少し理解できるんだけど、中国語で一気に話されてもわかんないって。
あと、6時間以上待たされている間、温州空港でオレの手荷物リュックの上部が裂けた。スーツケースはすでに預けてしまったので、移して荷物を減らすこともできないしチェックイン後なのでそういうバッグとかを売っている店も無い。しかも時期は春節明け。空港はごった返している。
オレたちは春節前から温州に入り、温州の郵貯システムを稼働させる仕事をしていた。温州でも春節だから開いている飲食店が少なく、数少ない開店している店の一つが麺料理店。正式名を覚えていないし覚える気も無かったからカエルラーメンって呼んでたけど、蛙がメイン食材の麺を食ってた。ほかのメイン食材の麺もあるんだけど、カエルラーメンがなかなかの人気だった。ただこのカエル、鶏っぽい味ではあるんだけど鶏よりも骨が細かいのが難点。もちろん中国語オンリー。という食生活をしていた。
観光地に行くとかそういう余裕はなく、そもそもあちこち春節休暇である。
オレはDynabookの101キーボード版の英語Windows95を、Windows95のDOS部分の日本語化+Windows 3.1のデュアルブートにして遊んでた。本当は日本語のMS-DOSをインストールして日本語Windows3.1を入れるってことになってたんだけど、config.sysとかなんちゃらsysをごにょごにょして文字コード変更してautoexec.batを少しいじって英語版Windows95のDOS部分を使って日本語Windows 3.1を動かしデュアルブート化することに成功したのだった、メイン作業終わったあとのホテルで。
このPCには日本語Windows 3.1で動く中国語FEP(ピンインを入れると中国語にしてくれる)を動かす。郵貯システムのデータセンタ側操作用マシンである。使うのは中国人オペレータ。なお、当時はまだ日本ではWindows95発売前。そういう時期である。なんでこんなことやったかというと、単にオレが温州滞在時に初見のWindows95をいじりたかったというだけである。初Windows95は温州。なんの話を書いているんだオレはw
というネオ軟禁生活明け。オレたちは昼には上海に到着して観光でもして翌日の上海―成田便で帰国する予定だった。結局上海に到着したのは夜の0時近く、なんとかホテルに転がり込んで成田に飛ぶまで午前中はあのタワーを見に行ったり、伊勢丹(まだ上海にある?)でリュックの代替として使うバッグを買ったりしたのだった。この時買ったPUMAのバッグ、今もスーパーへの買い出しに使っている。手提げバッグ&ショルダーバッグである。
そうそう、この構図で左のタワーを見た。あとほんのタイトルのように観光地としては温州は入っていないし、浙江省であと有名な都市は紹興である。紹興酒は有名だけど日本から観光で行くときもおまけで行くかもしれないけど、まあ上海メインで杭州蘇州でしょうね。紹興酒は甕入りのヴィンテージものを、ショットグラスでチビチビ飲むとうまいのですよ。冷やしてもいいし、常温でもいい。どこから来たんだ温めたり氷砂糖入れる飲み方。
ということでオレの思い出話、しかもほとんど関係ない話を書いたところで、記事の最後を見る。
(執筆:Christina Anderson記者)
(C)2024 The New York Times
翻訳記事だった。
でもこのタイミングで日本に向けて出す記事じゃないだろ。New York Timesの日本向けサイトに載るなら分かるけど、なぜ東洋経済はこれ出した?
事態が判明して落ち着いた頃に出すなら、「乗客は落ち着いていたのね」「言葉が分からない乗客も無事脱出させたのね」という感想だろうし、別にニューヨークで出す分にはいつ出しても特に問題無い記事である。だって「日本語わかんない」しか書いてないもん。英語アナウンスはあるはずなんだが。日本語アナウンスより情報量少ないとしても(ようやくダラダラ書いた思い出が役立つ)。
ということで「難癖もいいかげんにしろ」ってタイトルにしたけど、元は難癖ではなかった。タイトルは直さない。
ストックホルム在住高校生ならある程度の英語は知ってるんじゃないの?スウェーデン語しか知らないってことはないはず。
あとはGoogle翻訳のプラグインとか知らない家族なのねという感想しか出ない。知らない言語で書かれたサイトなら、普通は翻訳したページも見るだろ。Chromeなら普段と違う言語だと「プラグイン入れる?」「プラグインで翻訳する?」って聞いてこない?プラグイン入りが当たり前過ぎてうろ覚えだけど。スマホだとそうはならないか。でも表示しているスマホ以外にもう1台あれば、Google翻訳のカメラ機能で画像を翻訳できる。
ちょっと色々わからないことが多過ぎるけど、言葉が通じない海外まで行く行動的な家族という感想しかない。