オフラインでも使えるという事なので、容量が厳しいiPhone 6sではなくiPad Air 2で試してみた。
あらかじめ必要な言語パッケージをダウンロードしておけば、海外旅行先などでネット環境が悪かったり、高いローミング料金を気にしたりせずに、翻訳機能を活用できる。
このアップデートではまた、Safariブラウザでのページ翻訳を可能にする拡張機能も追加された。Safariの設定で拡張機能を有効にすれば、Webページを設定した言語に自動翻訳してくれる。
まずはインストール。App Storeにあった。
2つの機能を試してみた。まずはアプリ単体。
最初の起動時に、日本語のパッケージだけはダウンロードしておいた。
自動検出でも翻訳できるようだが、日本語に固定して翻訳してみた。精度はともかく翻訳はすぐ終わる。ダウンロードの成果か。
でもこの精度だと、単語単位で見るならともかく、文章は相当手直しが必要じゃないかな。この写真を撮るタイプだとOCRと翻訳が動くわけだが、OCRも読み間違うので精度確保は難しそう。
オフラインでも翻訳してみる。機内モードにした。確実に通信できない。コメントが表示される。
英語に設定して再チャレンジ。Abstractを翻訳してみる。なんか面白そうな研究だな。
ググってみた。VR関係か。
2016年1月24日 BIRD SONG DIAMOND (JAPAN) 2016|お知らせ・情報|エンパワーメント情報学プログラム|筑波大学
翻訳は時間が掛かっている。ネットワーク使った方がマシンパワーがあるから早いってことか。
2秒から3秒くらいで翻訳が終わった。やはりところどころOCR的なリードミスがあるようだ。英訳よりは精度がありそう。
Safariのほうも見てみる。「その他」を選択し、アクティビティが表示されたら、Microsoft TranslatorのスイッチをONにする。
英語のページを表示させ翻訳させてみる。ブルームバーグにしてみた。
上に黄色の帯が出て、進行状況が表示される。ゆっくりスクリーンショットが撮れる程度には遅い。感覚的には1~2秒掛かっている。
新聞記事だと翻訳精度はそこそこ良さそう。
Safariとの連携機能だと通信は必ず行うようなので、ドイツ語にもチャレンジ。
カタカナで「ソブリン」じゃ意味わかんねーよ。
同じページを呼べなかったけど、アプリで写真を撮るタイプでもやってみた。ドイツ語を自動検出している。そこそこの精度かも。唐突に出てくる「彼女」はわからないけど。
対称のため、PCのChromeでそのままの表示と、
Google翻訳で和訳したページも。文章部分の文頭はおかしいが、こちらのほうが文章になっている。「自分を納得させます」だと顧客に対するアピールにはならないと思うが。
簡易的な翻訳ツールとしては十分にイケそう。
専門分野の翻訳はまだまだ機械翻訳じゃダメなんで、狙うならこっちだな。