共産党県議の中止要請で中止になるのはそれはそれで問題なんだけど、大野知事が法の不遡及で責められているのはコレか。
ただ埼玉県公園緑地協会の担当者に話を聞くと、(1)の過激な衣装やポーズを禁止するルールは今年1月に決まり、(2)の未成年の出演にいたっては、それまでの利用規約に禁止する項目がなく、県民からのメールを受け、6月頭に急遽決まったものだという。
知事ツイートはこちら。
県営プールで今月開催予定の民間主催の水着撮影会が中止の方向で検討されていることに様々なご意見をいただいています。
— 大野もとひろ 埼玉県知事 (@oonomotohiro) 2023年6月9日
県営プールは、指定管理者である埼玉県公園緑地協会が管理運営。撮影会の開催許可も協会が行い、主催者に対し過激な露出の水着やポーズを禁止することを条件に許可していました。
しかし、過去の撮影会の参加者のネット投稿内容等から、主催者が許可条件に反する行為を行っていたことが判明したため、協会では今後同様の撮影会は許可しないこととしたと聞いています。
— 大野もとひろ 埼玉県知事 (@oonomotohiro) 2023年6月9日
そもそも共産党県議の中止要請そのものがフワフワしてる。
質問主意書書いて確認してやろうか。
— 宇佐美典也(本物) (@usaminoriya) 2023年6月9日
絶対そんな事ないぞバカ。
人の仕事奪って得意ヅラするな。 https://t.co/BzEEgi5K4V
状態遷移として、撮影会の開催申込→開催許可→開催中止申し入れ(共産党県議)→開催許可取り消しを2日前に通告。いや、問題あるなら最初から開催許可出せないはずである。
県民からのメールを受け、6月頭に急遽決まったもの
この状態遷移は法の不遡及に反すると言われても仕方ない。
普通の法令は、法令そのものに法の不遡及原則に反する条項は盛り込まないし、法令が決まってから施行まで期間を置くもの。
そのルールは今年定められたもので、過去の撮影が今年決められた規則を守っていなかったから中止って、
— 知念実希人 物語り (@MIKITO_777) 2023年6月9日
遡及処罰の禁止に反する行為というか、完全な後出しジャンケンだと思うんですが、
それが知事の公式見解なんですか?
埼玉県はそんな適当な認識で、企業、労働者に損害をあたえるんですか? https://t.co/nMafcv3Q7A
ルールを遵守していた主催者も理不尽にイベント中止に追い込まれ、多額の損害を受け、
— 知念実希人 物語り (@MIKITO_777) 2023年6月9日
多くの方々の苦労が踏みにじられ、経済的なダメージを被っているのに、
まるでその主催者に非があるように誹謗中傷するのが知事のすることですか?
適当な報告を垂れ流すのではなく、真面目に検証すべきです。 https://t.co/nMafcv3Q7A pic.twitter.com/kEx90CCsA2
出演者だけじゃなく多大な損害出てるな。
お弁当注文頂いていますが身勝手な
— 立川海鮮丼MONROE 海からの贈り物。 (@tachikawamonroe) 2023年6月9日
突然の中止。
食材の仕入れは済んでいます。
全ての主催者に埼玉県に
損害賠償請求して欲しいですね‼️
怒りしかない(怒)
仕入れた食材どうしてくれるんだ
埼玉県 https://t.co/GNhGIA84LV
主催者は”対よろ”するみたいだし、損失補填額も係争対象である。要注視である。
「突然、電話で中止してくれないかと連絡があり『簡単には受け入れられない。損害額を補償してくれるのか』と返しました。そこで会場側が『いったん確認します』となり、再び会場の責任者から中止要請があり、10日の撮影会の中止を決めました」
植田さんの会社では中止となった水着撮影会の開催のために数ヶ月前から準備を進めており、損害額はトータルで1000万円ほどになるという。
「当日出るはずだった出演者さんやスタッフ、会場のキッチンカーや移動のバスの運転手などを含めると150人以上が仕事を失いました。遠方のファンの方には航空券のチケットも取り、ホテルも押さえている人もいます。中止要請がもう少し早ければ代替会場も探せましたが、2日前ではそれもできません」
なお損失の補填について、埼玉県公園緑地協会は「イベントの大小、準備の期間によって損害は変わるので主催者のヒアリング、顧問弁護士と相談し適切な対応はしていく」と取材に答えている。