環境設定するマシンが届いたので、Windows 10 1607のISOファイルをDVD-Rに書き出そうとした。Windowsの標準機能の「ディスク イメージの書き込み」である。ISOファイルを右クリックすると出てくるメニューの中にある。
Anniversary Update前なら、すぐに「Windows ディスク イメージ書き込みツール」が起動できていたのだが、なかなか起動してこない。
SmartScreenが動いているようだ。マシンにもよるがこのまま数分かかる。最初ThinkPad W530で実行したときで1分くらい。ThinkPad X220で3分くらい。W530ではCPUに余裕があるが、X220では90%を超える。
待っているとコレである。MicrosoftからダウンロードしたISOファイルをDVD-Rに書き出すために、Microsoftの「Windows ディスク イメージ書き込みツール」を使おうとしてコレである。しかも英語のメッセージ。
Anniversary Update前にはこんなことは無かったのだが。仕様が変わったようである。
SmartScreen フィルターは Internet Explorer 8 で初めて搭載され、バージョンアップするごとに機能を強化してきました。Windows 10 では、アプリ評価の機能がオペレーティング システム自体に統合されました。これにより、ユーザーが使用している Web ブラウザーや、アプリがデバイスに到着するまでに使った経路 (メールの添付ファイル、USB フラッシュ ドライブからのコピーなど) に関係なく、SmartScreen フィルターがユーザーを保護できるようになりました。
Technetブログでは、日本語で表示されているんだが。
まずはSmartScreenのプロセスをタスクマネージャで殺して実行してみた。途中で様々なWindowsのサービスが異常終了しまくって、DVD-Rへの書き込みは途中で失敗に終わった。
きちんとSmartScreenを無効にして実行することで、DVD-Rへの書き込みは成功した。SmartScreenの無効化はまずコントロールパネルを起動する。「セキュリティとメンテナンス」をクリックする。
「Windows SmartScreen 設定の変更」をクリックする。
ポップアップするダイアログでSmartScreenを無効にすればOK。
自社製品でさえきちんと評価できないSmartScreen、いらんだろ。弊社のマシンは全部FFRI プロアクティブ セキュリティを入れているので、SmartScreenはオフのままにすることにした。