表参道では揺れなかったらしい(挨拶)。モデルさんらしい、あの女性。twitterは鍵アカなのに、facebookは普通に見れたw。
前回までのあらすじ
ASUS VivoPC VC60にVMware ESXiを入れ、操作するThinkPad W520にはVMware vSphere Clientを用意、さらにはESXiのデータストアにISOファイルをコピーした。
■関連エントリ(新しい順)
VMの作成
とりあえずクリーンインストールの手順。まずVMware vSphere Clientを起動し、ESXiにつなぐ。
「ファイル(F)」をクリック「新規(N)」を選ぶ。
「仮想マシン(N)… Ctrl+N」「リソースプール(O)… Ctrl+O」「権限の追加(P)… Ctrl+P」の3つの選択肢が表示される。業務で使う環境ならリソースプールを作って~みたいな感じだが、今回はお遊び環境なのでベタに仮想マシンを作る。「仮想マシン(N)… Ctrl+N」を選択。
「新規仮想マシンの作成」ウィザードが立ち上がる。順次進めていく。「構成」では
標準とカスタムが選べるが、あとで変更可能なのでそのまま標準を選択し、[次へ(>)]をクリック。
名前を決める。データストアにもこのままのフォルダを書き込むので、sshとかで触る場合を考えれば半角英数字のみのほうがラク。
作成先データストアの選択。VC60には1つしかないのでそのまま[次へ(>)]をクリック。
インストールするゲストOSの選択。選択できるのはWindowsはこれだけ。MS-DOSからWindows Server 2012まであるので問題ないだろう。Windows 3.0とかWindows 3.11とかWindows Meとかマニアックなものは無いが。
Linuxはこんなにある。
その他にはMac OS XやIBM OS/2など色々。今回はOS X 64bitを選択。
ネットワークの設定。NICの本数を選べる。F/Wとか用にVMを作る時に複数のNICが必要となるのでここで増やしておく。あとでも増やすことは可能。
ディスクの作成に進む。下記PDFにシック プロビジョニングとThin Provisionの解説がある(31ページ上段)。なんで表記を統一しないんだよVMware。
http://www.vmware.com/pdf/Perf_Best_Practices_vSphere5.0.pdf
簡単にまとめると表の通り。性能的にはEager Zeroed、ディスクのムダを省きたいならThin Provisionということになる。デフォルトはなぜか中庸のLazy Zeroed。VMware Playerは多分Thin Provisionのみ。
プロビジョニング | 初期領域の確保 | 領域の増分確保 | 領域の初期化 |
シックプロビジョニング Lazy Zeroed |
ストレージ上に指定した 容量分の領域サイズを確保 |
最初に必要容量分確保する ため増加しない |
使用時(最初の書き込み時)に Zeroで初期化 |
シックプロビジョニング Eager Zeroed |
ストレージ上に指定した 容量分の領域サイズを確保 |
最初に必要容量分確保する ため増加しない |
領域確保時にZeroで初期化 |
Thin Provision | ストレージ上に必要な分だけ の領域を確保 |
必要になる都度に領域を確保 | 使用時(最初の書き込み時)に Zeroで初期化 |
これで一応VM(の枠だけ)は完了。VMware Playerみたいにそのままインストールしてくれない。
このまま終わってもいいのだが、このあとインストールするときには物理媒体かISOファイルブートしたいじゃないですか。そこで「完了前に仮想マシンの設定を編集(E)」にチェックを入れ、[終了]が[続行]に変わるので[続行]をクリック。
こんな感じなのでメモリを増やしたりCPUを増やしたりをまず実施。
今回は物理DVD-ROMからインストールするのでデバイスを選択しておく。
あと、[オプション]タブを選択し、起動オプションをクリック。
好きなほうを選べばいいのだが、「パワーオン時起動遅延」をいじって起動時のBIOS/EFI画面の表示時間を長くして割り込みしやすくするか、「強制的にBIOS/EFIセットアップ」をいじってセットアップ画面で立ち上がるようにする。これでインストール時のみに必要な物理媒体あるいはISOブート指定が簡単にできるようになる。
こうしてVM(枠だけ、インストール前)が出来上がる。ここでインストールだがこのままパワーオンを押してしまうと不便なので、vSphere Clientと別のウィンドウでコンソールを起動する。コンソール起動ボタンは赤丸のところ。
これで黒いコンソールウィンドウが起動される。こっちの▶を押せば起動が掛かりウィンドウを切り替えなくても操作可能。インストール時の媒体/ISOからのブートということになる。
EFIセットアップ画面で立ち上がるように仕込んでおいたのでEFIセットアップ画面になる。
ブート順を選んで起動するとこんな感じでインストール開始。以下省略、というかSnow Leopardのインストールがうまくいかないw。思い当たる点はあるけど今日はいじらない。
この先はOSごとの話なので、クリーンインストールするまでの手順としてはこれでおしまい。
なお、媒体を切り替えるときはブートが動いていない時に光学ディスクアイコンをクリックするとこのようなメニューが表示される。
選択肢としては下記。
- vSphere Clientが動作するPCの物理光学ドライブ(上では「F:に接続」)
- vSphere Clientが動作するPCのローカルディスクにあるISOイメージ
- ホスト デバイス(ESXiが動作しているPC/サーバの物理デバイス)
- (全回コピーしておいた)データストア上のISOイメージ
ASUS VC60にはPanasonic LF-P968Cを接続してESXiをブートしているので#3が存在する。光学ドライブ無しのPC/サーバを使う時はESXiブート時に外付けドライブを付けてブートしたほうが手っ取り早い。必ずESXiがホスト デバイスとして認識してくれる。後から接続して認識させる方法の有無、有るとして方法については調べてない。ブート時に認識させておけば抜き差ししても問題ないというところは確認済。
自宅にESXiサーバを立てるイカレポンチはそんなにいないと思うけど、ご参考まで。そんじゃーね。
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