今日(8/2)は神奈川新聞花火大会である。雨天順延の際は翌8/3である。みなとみらい地区には、2週間ほど前から花火大会を知らせる立て看板が立っている。
臨港パーク前海上で花火を打ち上げる花火大会なので、立て看板の通りみなとみらい地区は通常の通行はできない。封鎖時間前に潜り込んでも、花火大会終了後も大混雑であることは体験済である。
そして、今年は数年ぶりに装備を増強した。
カメラはα7 IIとSEL70300Gが加わった。
そして直前にさらに増強。α300、α55に加えα7 IIと3台になったデジタル一眼に、三脚2台では足りない。もう一台追加することにした。持っている三脚はSLIK 450GとSLIK カーボン723EX。大きいのはSLIK 723EXのほう。毎年花火大会ではSLIK 450Gは小さ過ぎで、設置場所に苦労している。また、SLIK 723EXでも手前に高い三脚が立つと少しきつい。
そこで、SLIK 723EXよりも少し高い三脚を追加することにした。
もう一つの要件はクイックシューである。SLIK 723EXはSH-716Eという雲台が付いており、手元にあるクイックシューは追加購入分を含め2つ。新たに購入する三脚についても同じクイックシューを使えれば、SLIK 723EXに付属のクイックシュー、追加購入分クイックシュー、新規購入三脚に付属のクイックシューの3つになり、2つの(オレの装備の中では地上高がある)三脚で3台のデジタル一眼という活用が可能となる。低いSLIK 450GはHX9V専用でいい。
SLIKの場合、部品表を見てもどれがどのように組合せできるか、とても分かりにくい。部品表がPDFだったりするし。
SLIK 723EXの場合、このPDFhttp://www.slik.co.jp/discontinued/4906752103975.pdfなのだが、クイックシューは「部品販売を行わない」ということと、このクイックシューはSH-726EN用ということが分かる。オレが以前購入したのはSH-726EN用クイックシューなんだろうかと思って調べてみると、SH-716E用クイックシュー 6256というものだった。売り方が変わったら部品表も更新して欲しいものである。
7) クイックシューのみの部品販売は行いません(製品をお買い求め下さい)。
※ 製品名『SH-726EN用クイックシュー』 JAN 4906752 201718
8) 参考 雲台部名 : SH-716E JAN 4906752 206218
この部分を見るととても分かりにくいが、7)の部分は「クイックシューのみの部品販売は行いません」の前に「SH-716E用の」が付いているつもりで読めば意味が分かる。
SH-716EとSH-726ENは同じクイックシューということである。SH-716Eと同じクイックシューを持つ三脚を購入すれば、カメラ3台が同じクイックシューで2台の三脚を共有できる。
ところがSLIKのサイトで、このクイックシューを使っている雲台/三脚を逆引きで探すのが難しい。三脚を見て、使われている雲台を見て、クイックシューのサイズをSH-716E/SH-726EN用と比較ということを繰り返した。
ここで浮上したのは、下記のSLIK 824 PRO N記念キットである。SLIK 824 PRO Nの標準雲台はクイックシューではなく固定式である。キットで付属しているSBH-200 DQ Nという自由雲台が、SH-716E/SH-726EN用と同じクイックシューを使用している。
SLIK 三脚 カーボンマスター 824 PRO N 4段 中型 記念キット CM824PRONKIT
- 出版社/メーカー: スリック
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
で、素直にこの記念キットを買うかというと、SLIK 824 PRO N記念キットは予算オーバーである。
ついでにこの記念キットはAmazonプライム対象外なので、到着日が8/3を超えてしまう。さらに価格だが、SLIK 824 PRO Nはプライムで52,749円、雲台無しがプライム外で54,100円、記念キットがプライム外で68,819円。SBH-200 DQ Nはプライムで6,663円。記念キットと同じ組み合わせを使おうとすると、雲台付きのSLIK 824 PRO Nのプライム52,749円+SBH-200 DQ Nのプライム6,663円が59,412円で9,407円安い。
さらに調べてみたところ、SLIK 824は互換モデルのSLIK 823がある。
固定式の雲台は三脚1台で使用するときには便利である。そこで、SLIK 823の雲台付きモデルから選ぶことにした。同じSLIK 823でも3段式と4段式があり、今回は地上高が高い3段式を選択。これにSBH-200 DQ N自由雲台を追加して、交換して使うという作戦を立てた。調べ始めてから90分も使ってしまった。でもAmazonプライムなので余裕で間に合う。
SLIK 雲台 SBH-200 DQ N 自由雲台型 206355
- 出版社/メーカー: スリック
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: Camera
- クリック: 13回
- この商品を含むブログを見る
この組み合わせだと、三脚のほうはプライム外にプライムよりも安い価格(48,779円)もあるのだが、確実に早く手に入れたいためプライムの50,277円を選択。合計で56,940円となって少し予算オーバーだがこれでいくことにした。三脚も雲台も大幅に値引きされていて、定価から61,320円OFF(52%OFF)である。
7/31にまとめて到着。発送時間は別だったのだが、営業所で一緒になった。朝一で配達中になったのに到着したのは13:30である。
クロネコ来ない。朝から荷物持って出てるのに。でも時刻指定してないからなあ。
— shigeo_t (@shigeo_t) 2016年7月31日
クロネコきたー
— shigeo_t (@shigeo_t) 2016年7月31日
さっそくセットアップ。まず雲台。
裏面はこんな感じ。アクセサリーは確かにSH-726E N用クイックシューと書いてある。
取り出す。クイックシュー側。
三脚取り付け側。
横から見たところ。コンパクトである。
そしてクイックシューを外して、手持ちの追加購入分クイックシューと比較。ラバーとコルクという違いがある。
取り付けてみる。問題ない。
つづいて823 EX Nの開梱。長尺なので全容は省略。保証書を破いてしまったw
取扱説明書を取り出し、雲台の取り外し方を見る。
雲台を回してみたがどうも手ごたえがない。そこでハンドルも装着することに。
ハンドルを装着したら簡単に取り外せた。雲台の型名はSH-806 Nだった。
そしてSBH-200 DQ Nを取り付け。簡単。そしてコンパクト。
付属のキャリングケースに入れる。雲台部分が非常にコンパクトなので簡単に入る。
担ぐ用のストラップ以外に、持ち上げ用のストラップもある。
といったわけで装備の増強はできたが、今雷雨中。大気の状態が不安定というやつで、例年大黒ふ頭では待つ間は炎天下なのだが、予定通り開催なのか順延なのか2日間ともダメなのかは分からない。