いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

古いエントリのサムネイル画像がリンク切れになってたりするけど、チマチマ修正中


CCCが面白いデータを公開していたので分析をしてみた(10大消費別消費者物価地域差指数など編) #CCC

今回も初回/2回目の年齢別データを上回る相関は無かった。「分析してみた」なんてタイトルを付けたのを後悔している。まだまだデータ探しは続きそう。 

今回のデータの出所は政府統計の総合窓口 GL01010101から。それぞれ検索してヒットしたものを使用した。今回は物価とTカード普及率で相関を見てみた。

下のExcelデータはCC BY NC SAということで、その範囲内でご自由にお使い頂いて結構。Excel Onlineからダウンロードできるはず。Excel Online表示部分の右下最も左のアイコンがダウンロードアイコン。

10大費目別消費者物価地域差指数 (全国平均=100)

 10大費目は「食料」「持ち家の帰属家賃を除く住居」「光熱・水道」「家具・家事用品」「被服及び履物」「保健医療」「交通・通信」「教育」「教養娯楽」「諸雑費」という分類。あと「持ち家の帰属家賃を除く総合」が一番左、「家賃を除いた総合」がその右隣にある。

今回も結果は冒頭に書いた通りで、弱い正の相関が「持ち家の帰属家賃を除く総合」「持ち家の帰属家賃を除く住居」「教養娯楽」である。弱い負の相関は「光熱・水道」である。あとは相関無し。

調査品目の地域差指数算出用年平均価格

これは算術平均と調和平均の2表ある。第2-1表が算術平均、第2-2表が調和平均。 消費者物価地域差指数の作成方法(PDF)のP4下部に算術平均の算出式、P5上部に調和平均の算出式がある。

算術平均

負の相関が3点あったのでその品目からピックアップすると、 「(1621)しょう油」「(1921)インスタントコーヒー」「(4413)トイレットペーパー」。負の相関ということなので、これらの物価が高いとTカードの普及率が低いということになる。

弱い負の相関は「(1261)ソーセージ」「(1721)ビスケット」「(1783)ポテトチップス」「(4401)ラップ」「(4441)洗濯用洗剤」「(9631)整髪料」「(9661)化粧水」の7品目。

 

弱い正の相関は「(1041)干しうどん」「(1152)ちくわ」「(1212)豚肉(もも)」「(1341)鶏卵」「(1461)のり」「(2011)焼ちゅう」の6品目。これらの物価が高いとTカードの普及率が高いということになる。

調和平均 

負の相関は 「(1621)しょう油」「(1921)インスタントコーヒー」「(4413)トイレットペーパー」の3品目。

弱い負の相関は算術平均より1品目減って「(1261)ソーセージ」「(1721)ビスケット」「(1783)ポテトチップス」「(4401)ラップ」「(4441)洗濯用洗剤」「(9661)化粧水」の6品目。「(9631)整髪料」が相関無しになった。

 

弱い正の相関は「(1041)干しうどん」「(1152)ちくわ」「(1212)豚肉(もも)」「(1341)鶏卵」「(1461)のり」「(2011)焼ちゅう」の6品目。

調査品目とTカード普及率の関係 

 負の相関がある3品目はいずれもスーパーの安売りの目玉になりそうな商品。一方で弱い正の相関がある「(1341)鶏卵」も同じく安売りの目玉になりそうな商品。こうやって見ると、あまり法則性が見い出せそうもない。

 

結局今回もはずれだった。次回は住宅関係の予定。

 

消費者物価指数マニュアル―理論と実践

消費者物価指数マニュアル―理論と実践

 
物価指数理論の展開

物価指数理論の展開

 
お時間あったら、他のエントリもクリックして頂ければ幸いです。