いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

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もやもや

気が進まないけど、もやもやするので書いておく。下記のネタエントリに言及された。

要約すると、動力としてのディーゼルエンジンは諦めて、極力小さく軽量にして発電だけに使ってシリーズハイブリッドPHEVに仕立てるというもの。

ハイブリッドシステムには(内燃機関)エンジンを発電だけに使うシリーズハイブリッド、エンジンとモーターを並列で使いモーターで発電するパラレルハイブリッド、プリウスなどでやっているようにエンジンを発電と動力双方に使うシリーズパラレルハイブリッドの3種があるよという説明をトヨタ | 環境技術 | テクノロジーファイルから図を引用して説明している。

 

言及されたブログは下記。ついでに魚拓も撮っておいた。

オレのエントリでは今のディーゼルエンジンはそのまま使わず小型発電機にしちゃうPHEVというネタだったんだけど、このブログではそのまま使う前提になっている。いくつか引用する。

しかし、いくらPHEVにしたところで、ディーゼルエンジンを使うので、マツダのSKYACTIVE-D技術を使う以外、現状では、頑丈な重いエンジンに、高価な排ガスの後処理装置が必要となる。

SKYACTIVE-Dは圧縮比を下げて排ガス問題をクリアする技術。確かに補器類は他のディーゼルエンジンよりも少ないけど、なんで現行の頑丈な重いエンジンをそのまま使う話になっているの?

したがって、現状でもバッテリーのおかげでかなり高価なPHEVが(ゴルフGTEは、499万円-最大38万円のクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費)、さらに高価となって、重くなってしまう。それでは主流にはなれません。

オレのエントリでは、EVベースにバッテリを減らして小さいディーゼル発電機をボルトオンするシリーズハイブリッドの話を書いているのに、現行ゴルフのパラレルハイブリッドをベースにする話なっているのはなぜ?昨日再度考えたら、EVベースよりFCV(燃料電池車)ベースに燃料電池部分をディーゼル発電機に換装するほうがいいなと思ったけど。

現行のディーゼルエンジンを使って、なんのメリットがあるんでしょうか?そういうエントリをオレが書いたんだったらただのバカですよね。だって排ガス規制を不正な手段でパスした不適合エンジン。そのまま使ったら不適合。 そんなもん書くわけないじゃん。VWにも何のメリットがあるの?

 

それにVWはシリーズパラレルハイブリッドやパラレルハイブリッドを量産していない。量産していないので安く作れないわけで、そこで勝負する意味もよく分からない。販売台数世界1位2位を争っているトヨタとは、出荷するエンジンの比率が全く異なる。ハイブリッドが多いトヨタに対し、ハイブリッドが微々たるもののVWという図式。コスト的に勝負にならない。

BMWにしてもシリーズパラレルハイブリッド/パラレルハイブリッドをやっているけど、やっぱり数を売る商売をやってない。i3レンジ・エクステンダーはオレのネタと同じシリーズハイブリッドだけどガソリンエンジン。やっぱり2気筒なんだな。バイクで単気筒をやってきたBMWでも。

 

いや、自説のために(オレのエントリを)読まずに、「ハイブリッド」に反応して書いたっていうなら、それでもいいんですよ。そう明確に書いてもらえば。オレのエントリで書いてないこと・書いていない論旨を否定しながら書かれても困る。

 

あと映画化決定だそうで。

 

VWゴルフってパラレルハイブリッドだけど、

ゴルフクラブのシャフトだけ売ってるんだな。ゴルフやらないんで知らんかった。

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