2つ試した。
まずは前回予告通り、半熟卵である。しかし、味玉までやる気はなく半熟卵ができたところで終わりである。だって味玉までやったら黄身の固まり具合が加熱によるものなのか漬け置きによるものかわかんないじゃん。delishkitchen.tv
半熟のとろける卵を作るには卵の茹で時間がポイント☆ デリッシュキッチンオリジナルキッチングッズ「レンジでゆで玉子」を使えば、簡単に半熟卵が作れます。味が染み込んだ半熟味玉をお家で作っちゃおう♪
ゆで卵はレンジ加熱が500W・600Wで7分、そのまま放置で7分である。一方この半熟卵はレンジ加熱が500W・600Wで7分のみである。やってみた。卵黄はデリッシュキッチンと同様にとろけている。

続いては当初の目標である温泉卵である。カンニングした。卵といえばキユーピーだろ。
お湯の温度を65~70℃に保つ
卵白は57℃くらいから少しずつ固まる反応が始まり、60~65℃で白くやわらかいゼリー状になり、70~80℃で完全に固まります。
卵黄は、65℃くらいから固まり始め68~70℃でしっかりと固まります。
お湯の温度を65~70℃に保つと、卵黄だけが半熟に固まって、卵白はやわらかい温泉卵ができます。
常温にもどさず、冷蔵庫から出したての卵を使う
常温は季節によって温度が異なりますが、冷蔵庫の卵は温度がいつも一定しているため、毎回思った通りの固さに仕上げることができます。
加える水は水道水でOK
加える水(水1カップ)は水道水でOKです。水道から出てすぐの状態を加えてください。常温にしたり、冷やす必要はありません。
暖かい時期は水道水の温度が20℃以上になるので、氷を少し入れて15℃くらいに水温を下げてください。(10℃以下の冷水にする必要はありません。)
ゆで卵を作る過程を考えると、7分加熱でしっかり100℃まで上げているものと考えられる。ということは加熱時間を減らせば途中の温度になるはず。そして、卵黄だけ固めるためにはそのまま放置時間が必要である。
今回は加熱時間を3分30秒にした。そして「レンジでゆで卵」に入れたまま放置する時間は20分とした。20分の経緯はこちら。
30分で黄身が半熟状になりますが、黄身をもう少しやわらかくとろっと仕上げたいときは20分くらいで引き上げてください。
結果はこちら。

ここだけ見ればだいぶ温泉卵ではあるのだが、普段買ってきた温泉卵だとパッカンと割れば済むところ、白身が少し固まってしまって殻に残留してしまう。多分加熱時間がちょっと長かった。次回はもう少し加熱時間を調整したい。
固まった白身の部分を考慮しなければ十分に温泉卵である。剝きにくいけど。
なお、放置20分はキユーピーのサイトを参考にしたが、加熱の3分30秒はどこから来たのか。これはバイナリーサーチの手法である。
ざっくり半分の時間にすることで、温度の調整の具合を計ることができる。今回は少し長いという結果である。1分ずつ減らすとかでは、こんなに早く温泉卵っぽくする時間は見つからない。今回は3分30秒=210秒なので次回は115秒≒120秒=2分加熱でやってみる。放置時間は30分にするかも。


